暑い時の水分補給には何が良いのか?
青年期に血圧値が高値で推移した人ほど、中年期の冠動脈石灰化(CAC)リスクが大きいことを、米国・ノースウェスタン大学の研究者らが明らかにした。これまで、血圧の単回測定値とアテローム性動脈硬化進展との関連は示されていたが、血圧値の長期的推移が心血管疾患リスクに与える影響については、十分に解明されていなかった。今回の結果を踏まえて著者は、「血圧値の長期推移は、各人の無症候性アテローム性動脈硬化をより正確に特徴づけるのに役立つ可能性がある」とまとめている。
当クリニックにおける検討でも40歳以下の高血圧患者さんは塩分摂取量が多い傾向が有ることが分かっています。さらに、それに伴い血管年齢も高齢の傾向があり、どうも若い方々ほど塩分摂取量と血管年齢に相関関係があることも判明しています。
平成22年度の都道府県別年齢調整死亡率において福島県は急性心筋梗塞で亡くなる方の割合が男女とも全国一位という厳しい現実も有る様ですので...今後、さらに塩分摂取量の減少に積極的に取り組んでいく必要が有りそうです!