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眼球運動が速い人は忍耐力がなく、衝動的に決定を下す可能性が高いことが、米ジョンズ・ホプキンズ大学の研究でわかった。同研究者らは、「1つの対象から別の対象に焦点を合わせるときの目の動きの速さなど、身体の動きを評価することは、考えられる報酬の価値に対する時間の経過をヒトの脳がどのように評価するかを解明するのに役立つ。意思決定の際の時間の評価方法に対する理解が深まれば、脳損傷や神経障害で、脳のある領域の機能不全が意思決定を困難にする理由の説明がつく可能性がある」と述べている。
今回の研究で、同氏らはボランティアを対象に実験を行い、眼球運動の速度と忍耐力または衝動性との間に強い相関を見出した。同氏によれば、動き(少なくとも眼球運動)が速い人は待つのをいやがる傾向があるという。
同氏は、「我々の仮説は、運動をコントロールする際に神経系が時間と報酬を評価する方法と意思決定には根本的に関係があるというものだ。結局のところ、動くと決定することは、状況を改善したいという希望が動機になる」と述べている。
昔から「目は口ほどにものを言う」と言いますが、それがこの研究でも証明された感じですね...