暑い時の水分補給には何が良いのか?
文部科学省は今春の全国学力テストで実施した児童生徒へのアンケート結果と、成績との相関関係を公表した。1日のテレビの視聴時間では、全く見ない子どもより、1時間未満視聴する子どもの方が成績はよく、逆に1時間を超えると時間に比例して成績が下がることが分かった。
文科省の担当者は「テレビに夢中になりすぎると勉強時間が少なくなるが、節度を守って見れば知識の習得に役立つのではないか」と話す。
アンケートでは、平日にテレビやビデオ・DVDを見て過ごす時間について尋ねた。「1時間より少ない」と答えた子どもの平均正答率は、小学校国語Bで53・0%。時間が長くなるほど低下し、4時間以上の子どもは44・4%だった。
一方で「全く見ない」は48・9%で、「3時間以上、4時間未満」の子どもと変わらなかった。小中学校の全教科でほぼ同じ傾向が見られた。
インターネットの使用状況と成績についても調べたところ、中学生を中心に多くの教科で同様の相関関係があった。