暑い時の水分補給には何が良いのか?
タニタのメニューには三つのルールがあります。一つ目は1定食あたりのカロリーが500キロカロリー前後だということ。お米は食べ過ぎないように100グラム、160キロカロリーに抑えています。50グラム多くするだけで、240キロカロリーになってしまいますので、きちんと計量することで大きなカロリー削減効果が得られるんです。二つ目のルールは生活習慣病の原因になるといわれている塩分を3グラム前後に抑えること。三つ目は野菜を250グラム前後使用することです。社員食堂では、この三つのルールに沿ったメニューを日替定食のみで提供しています。メニューを選べないので、嗜好に偏ることがなく、毎日食べることで健康を維持できるというわけです。
カロリーを減らすというと、ついつい食べる量だけを減らす方向にいってしまいがち。しかし、「カロリーが高いものを抑えて、低いものを積極的に使う」という発想が、物足りなさを防ぐのには重要になります。例えば、鶏肉の皮や豚ロースの脂身を取り除いて使う、そして調理する際は油を量って使う、またはオーブンで焼いて油を使わないなどの工夫が可能です。こうして、余分な脂をカットしてカロリーを抑えた調理をし、野菜など低カロリー食品を積極的に使えば、いくつかの副菜をつけることができるので、品目を減らさずに食事を摂ることができます。