暑い時の水分補給には何が良いのか?
ナッツ摂取頻度が多い人ほど、総死亡やがんなど特異的死亡リスクが低くなるという、逆相関の関連性が認められることが明らかになりました。米国・ハーバードメディカルスクールの研究者達の試験で明らかにしたもので先日、発表されました。先行研究で、ナッツ摂取量が多い人ほど、心血管疾患や2型糖尿病など主要な慢性疾患リスクが低くなることは知られていたが、死亡リスクとの関連は不明だった。
ナッツ摂取頻度と総死亡率には、男女共に、逆相関の関連性が認められた。具体的には、ナッツ摂取の、非摂取に対する総死亡に関するプール多変量ハザード比(HR)は、週1回未満摂取が0.93、週1回摂取が0.89、週2~4回摂取が0.87、週5~6回摂取が0.85、週7回以上摂取が0.80と、摂取頻度が高いほど同リスクが減少する傾向が認められた。
また、ナッツ摂取頻度とがん死亡(週1回未満摂取HR:0.93、週7回以上摂取HR:0.89、p=0.03)、心臓病死亡(同:0.84、0.75、p<0.001)、呼吸器疾患による死亡(同:0.95、0.76、p=0.005)についても、いずれも有意な逆相関の関連が認められた。