暑い時の水分補給には何が良いのか?
国際糖尿病連合は世界糖尿病デーに制定された11月14日に世界各国の糖尿病人口を発表。日本の成人(20~79歳)糖尿病人口は2012年の世界ワースト9から10位に改善しました。
それによりますと日本の現在の成人糖尿病人口は約720万人で,2012年の710万人から微増。世界ランキングでは第1位の中国(9,840万人),第2位のインド(6,510万人),第3位の米国(2,440万人)をはじめ上位7カ国の順位は昨年同様だったが,第8位にドイツ(760万人)が新たに加わり,日本は昨年の9位から10位へと後退しました。
今年現在の世界全体の糖尿病人口は3億8,200万人。日本が所属する西太平洋地域は最も糖尿病人口が多く,1億3,800万人を占める。特に2型糖尿病の人口は世界各国で増加傾向にあり,2035年の全糖尿病人口は5億9,200万人に達すると予想されている他,今年1年で糖尿病により510万人が死亡し5,480億米ドルの医療費負担が発生するとの試算も示されている。
同連合の会長は「糖尿病の多くは予防可能。ただし,組織横断的かつ社会全体での取り組みなくしては(糖尿病人口が今後も増加するという)懸念が現実のものとなるだろう」とメッセージを発している。