暑い時の水分補給には何が良いのか?
ある実験によりますと、空腹だった人は高カロリーの商品をたくさん購入するという結果になりました。低カロリーの商品については差はみられませんでした。これには、もう1つの試験の結果が報告されています。その試験は、空腹であろう時間帯(午後4時~7時)と空腹ではない時間帯(午後1時~4時)の2つの時間帯に実際の食料品店で行われました。その結果、空腹の時間帯に購入した人は、空腹ではない時間帯に購入した人と比較して、全体の購入物に対する低カロリー食品の比率が少ないことが明らかになりました。
この研究は、空腹の状態で食料品を購入すると、どうしてもカロリーが高いものを買ってしまうということを示唆しています。当たり前といえば当たり前の結果なのかもしれません。少し掘り下げて考えると、生活習慣病や肥満の患者さんに対して、もしかすると“買い物に行く時間帯”というものが実は大きな影響を与える因子になるのかもしれませんね。
時間帯だけではなく一緒に行く人によっても大きく差が出るようで...「空腹時だけでなく、小さな子どもと一緒に食料品を買いに行くのもやめたほうがいい――」