暑い時の水分補給には何が良いのか?
*ブルーベリー、ブドウ、リンゴに予防効果
今回、果物の種類によって2型糖尿病の発症の危険が異なるかを検証するための解析が行われました。果物の総摂取量で解析したところ、摂取量の増加と2型糖尿病リスクの低下には相関が認められ、3食/週増加するごとにリスクが有意に低下しました。
個々の果物での糖尿病発症の危険を算出した結果では、糖尿病リスクの低下が大きい順に、ブルーベリー、ブドウ・干しブドウ、リンゴ・洋梨、グレープフルーツで糖尿病リスクの有意な低下が認められた。
本研究者は、「ブルーベリー、ブドウ、リンゴの摂取量が多いほど2型糖尿病リスクが低下するのに対し、ジュースの摂取量が多いとリスクは高くなることも示唆された」とまとめ、「果物の種類によるリスクの違いには、いわゆるグリセミック指数(GI)などとの関連はなかった」と指摘しています。