暑い時の水分補給には何が良いのか?
新鮮な生のフルーツを食べるほど2型糖尿病のリスクが下がり、しかしフルーツジュースでは逆効果でたくさん飲むほどリスクが高まるとする研究結果が発表されました。
米ハーバードなどの研究チームの精査の結果。このデータによると、果物を丸ごと食べるのは月1回未満という人と比べ、毎週2回食べている人では糖尿病の危険が最大23%低かった。特にブルーベリー、ブドウ、リンゴで効果がみられた。一方、フルーツジュースを毎日1杯以上飲む人では、糖尿病の危険が最大21%高かった。
生の果物とフルーツジュースでは栄養価は同程度だが、この差を生んでいるのは半固体か液体かの違いにあると推測し「液体の方が固体よりも胃を通過して腸に到達するのが速い。言い換えれば、そのままの果物よりもフルーツジュースの方が血糖値と血中インスリンにより速く、より大きな変化をもたらす」と述べている。