【完全版まとめ】生成AIコラム25本でわかる 「AI時代の学び・仕事・教育・PC活用」総集編

「ChatGPTに聞いたら、こう言っていました。」
最近、こんな言葉を聞く機会が増えてきました。
私自身も毎日のように生成AIを使っています。
分からないことを聞く。
文章を作る。
アイデアを出してもらう。
仕事について相談する。
とても便利です。
しかし、生成AIを使い続けているからこそ、最近強く感じることがあります。
それは、
「AIの答えを“正解”だと思ってはいけない」
ということです。
今回は、AIとの付き合い方の中でも、とても大切なこの問題について考えてみたいと思います。
AIは自信満々に間違えることがある
生成AIを初めて使った人が驚くことの一つが、
「ものすごく自然に答える」
ことではないでしょうか。
文章もしっかりしています。
説明も分かりやすい。
専門家が書いたように見えることさえあります。
だから、
「これなら間違いないだろう」
と思ってしまいます。
ところが、AIは間違えることがあります。
しかも困ったことに、
間違っていても、それらしく答えることがあります。
存在しない情報。
古くなった情報。
数字の間違い。
質問の意図を取り違えた回答。
私自身もAIを使っていて、
「いやいや、それは違うでしょう(笑)」
と思ったことが何度もあります。
「AIが言ったから」は理由にならない
例えば仕事で、
AIに相談して資料を作ったとします。
その中に間違った数字が入っていた。
その資料を取引先へ提出して、
「ChatGPTがそう答えたので……」
と言っても通用しません。
責任を取るのはAIではありません。
使った人間です。
これは生成AIを仕事で使ううえで、絶対に忘れてはいけないことだと思っています。
AIは提案してくれます。
でも、
確認するのは人間。
判断するのも人間。
そして、
責任を持つのも人間です。
そもそも「正解」がないことも多い
もう一つ大切なことがあります。
私たちがAIに相談する問題には、
そもそも正解が一つではないものがたくさんあります。
例えば、
「部下をどう育てればいいですか?」
「売上を上げるにはどうしたらいいですか?」
「この企画は成功するでしょうか?」
「これからどんな仕事をしたらいいでしょうか?」
AIはいろいろな答えを出してくれるでしょう。
しかし、
その人の性格。
会社の状況。
職場の人間関係。
これまでの経験。
タイミング。
さまざまな条件によって答えは変わります。
数学の問題のように、
「答えはこれです」
とは言えません。
私はAIに「反対意見」も聞く
最近、私はAIに相談するとき、
一つの答えだけで終わらせないようにしています。
例えば自分のアイデアについて相談したあと、
「この考えの問題点は?」
「反対の立場から考えてみて」
「私が見落としていることはない?」
と聞くことがあります。
すると面白いことに、
最初とは違った答えが返ってきます。
そこで初めて、
「なるほど。そんな考え方もあるのか」
と気づくことがあります。
AIに正解を教えてもらうのではなく、
AIを使って自分の考えを広げる。
私はこの使い方を大切にしています。
AIは「先生」より「相談相手」
私は生成AIを、
何でも知っている先生だとは考えていません。
むしろ、
非常に知識の豊富な相談相手
だと思っています。
相談相手ですから、
意見を聞く。
参考にする。
別の意見も聞いてみる。
そして最後は自分で考える。
人間同士の相談でも同じではないでしょうか。
誰かからアドバイスをもらったからといって、
必ずその通りにする必要はありません。
「なるほど」と思うこともあれば、
「私は違うと思う」
ということがあってもいいのです。
AIに対しても同じです。
AIに「違う」と言える人になる
私はこれから、
生成AIを使う人にとって非常に重要になる力があると思っています。
それは、
AIに「それは違うんじゃない?」と言える力です。
そのためには、
自分自身の経験も必要です。
最低限の知識も必要です。
そして何より、
自分で考える習慣が必要です。
AIがきれいな文章で答えたから正しい。
そんな時代にはしたくありません。
Today's English Phrase
"Think for yourself."
(自分の頭で考えよう。)
今回のテーマにぴったりの言葉だと思います。
AIに聞いてもいい。
検索してもいい。
人に相談してもいい。
でも、
最後に自分で考える。
AI時代だからこそ、このシンプルな言葉がますます重要になるのではないでしょうか。
最後に
生成AIは素晴らしい道具です。
私自身、これからも使い続けます。
でも、
AIに「正解」を求めるために使うのではありません。
考える材料を増やす。
違う視点をもらう。
自分では思いつかなかった可能性を見つける。
そのために使いたいと思っています。
AIが答える。
人間が考える。
そして、
人間が決める。
この順番を忘れないことが、
AIと上手に付き合うためには大切なのではないでしょうか。
AIの答えを信じる力よりも、
AIの答えを疑い、自分で考え、最後に判断する力。
これからのAI時代、本当に必要なのはそんな力なのかもしれません。
次回は、
【第14回】「AIに聞けばいい」が口癖になる前に考えたいこと
についてお話ししたいと思います。
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