第7回 ChatGPTをスマホで使ってみよう ~「検索する」から「相談する」時代へ~

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:スマホ


「ChatGPTという名前は聞いたことがあるけれど、使ったことはない。」

そんな方も、まだまだ多いのではないでしょうか。

生成AIという言葉を聞くと、

「難しそう」
「パソコンに詳しい人が使うものでしょう?」
「自分には必要ないかな」

と思われるかもしれません。

でも、実はChatGPTはスマートフォンとの相性がとても良いサービスです。

特別なパソコンの知識がなくても大丈夫。

普段使っているスマホから、家族や友人に話しかけるような感覚で使うことができます。

今回は、スマホでChatGPTを使う楽しさをご紹介します。

ChatGPTって何?

ChatGPTは、質問したり相談したりすると、AIがその内容を理解して答えてくれるサービスです。

これまで私たちは、分からないことがあるとGoogleなどの検索サービスを使ってきました。

例えば、

「福岡 観光 おすすめ」

と入力して、表示されたホームページの中から自分に必要な情報を探します。

一方、ChatGPTでは、

「福岡に初めて来る友人を案内します。半日で楽しめる観光コースを考えてください」

といった聞き方ができます。

すると、質問の内容に合わせて答えをまとめてくれます。

ここが従来の検索とは少し違うところです。

難しい「プロンプト」は必要ありません

ChatGPTを使うとき、「プロンプト」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。

簡単に言えば、AIに対する指示や質問のことです。

しかし、最初から難しいプロンプトを覚える必要はありません。

例えば、

「今日の夕食は何にしよう?」

これだけでも構いません。

さらに、

「冷蔵庫に豚肉、キャベツ、卵があります」

と伝えれば、その材料を使った料理を提案してもらえます。

そして、

「もっと簡単な料理がいい」

と続けてお願いすることもできます。

この「続けて話せる」というところがChatGPTの面白さです。

スマホなら「話しかける」こともできる

文字入力が苦手な方には、音声を使った利用もおすすめです。

前回までのコラムでもご紹介したように、スマホには音声入力があります。

そのため、

「今度、孫と一緒に出かけたいんだけど、小学生が楽しめる場所を考えて」

といった具合に、普段話しているような言葉で質問できます。

一生懸命キーボードを打つ必要はありません。

「AIを操作する」というより、「AIと話してみる」。

最初は、そのくらいの感覚で十分だと思います。

こんな使い方ができます

ChatGPTは仕事だけに使うものではありません。

日常生活でも、

「冷蔵庫にある食材で料理を考えて」
「旅行の計画を作って」
「この言葉の意味を簡単に教えて」
「孫に算数を説明したいので、小学生でも分かるように教えて」
「英会話の練習相手になって」
「この文章を読みやすく直して」

など、いろいろな使い方ができます。

使い方は、その人の数だけあると言ってもいいでしょう。

写真を見せて質問することもできる

スマホならではの便利な使い方もあります。

写真を撮ったり、保存している画像を添付したりして、その内容についてChatGPTに質問することができます。

例えば、身の回りの物を撮影して、

「これは何に使うもの?」
「この表示はどういう意味?」
「この写真について説明して」

と質問することもできます。

文字を入力するだけではなく、「見せて聞く」ことができるわけです。

スマホとAIの組み合わせによって、できることは大きく広がっています。

ChatGPTの答えを全部信じてはいけない

ここは、とても大切なところです。

ChatGPTは便利ですが、いつも正しい答えを出すとは限りません。

間違った情報や、古い情報を答えることもあります。

特に、お金、健康、法律など重要な判断に関わることは、ChatGPTだけで判断せず、公的機関や専門家など信頼できる情報でも確認することが大切です。

また、パスワードやクレジットカード番号など、大切な個人情報を安易に入力しないことも基本です。

AIは「何でも知っている先生」ではありません。

私は、一緒に考えてくれる便利なパートナーくらいに考えるのが、ちょうどよいと思っています。

まずは一つ質問してみよう

ChatGPTを使いこなすために、難しい勉強から始める必要はありません。

まずスマホでChatGPTを開いて、

「今日、何をしようかな?」

そんな簡単な質問からでもいいのです。

そして返ってきた答えに、

「ほかには?」
「もっと簡単に教えて」
「私の場合だったら?」

と続けてみてください。

そこからAIとの会話が始まります。

まとめ

スマートフォンは、電話からインターネットへ、そして今、AIを使うための道具へと進化しています。

ChatGPTも、決して一部の詳しい人だけが使うものではありません。

文字で質問する。
声で話しかける。
写真を見せる。
分からなければ、もう一度聞く。

まずはそれだけで十分です。

「AIは難しい」と遠ざけるのではなく、まず一度使ってみる。

そこから、これまでとは少し違ったスマホの世界が見えてくるかもしれません。

次回予告

次回は、

「Googleマップを使いこなそう!スマホがあなたの案内人になる」

をお届けします。

目的地までの道順を調べるだけではありません。お店探しや乗り換え、周辺検索など、知っておくと外出がもっと便利になるGoogleマップの活用方法をご紹介します。

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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