会社員の“メンタルがやられる前兆”10選|5,000人の相談で分かった『静かに壊れていくプロセス』
フェイクありきの本音で話せる関係
どこかで、こんな会話を聞いたことはありませんか?
本音で話せる関係が一番だよね
素直に受け止めると、「いいこと言うなあ」と思うもの。
数日後、その人から質問があった。
率直にどう思う?
忌憚のない意見が欲しい。
信頼しているから教えてほしい。
一応、確認した。
「本音でいい?」
OKが出たので、できるだけ丁寧に伝えた。
事実をそのまま。
なるべくオブラートに包んでやんわりと。
……沈黙。
さっきまで饒舌だったのに、
「うん」
「へぇ」
「なるほど」
急に相づちが省エネモード。
あ、って察した。
この人の言う“本音”って、
ノーダメージ限定プランだったらしい。
本音が好きなんじゃない
実は、本音が好きだと思っている人ほど、本音に弱いことがある。
特に「正直に言ってほしい」と言う人ほど、
本当に正直なことを言うと通信制限がかかる。
そう、本音が好きなんじゃない。
自分に都合がいい本音が好き。
自分の意見が認められる心地よい本音が好き。
本音歓迎タイプと肯定歓迎タイプは
似てる顔して並んでるけど、中身は別物。
決して他人事じゃない
でもこれって、他人の話だけじゃない。
自分が聞く側になったとき。
胸の奥がちょっとザワつく瞬間があるのでは?
本音は、ときどき少し痛い。
だから役に立つ。
痛みゼロの本音は、たいてい何も変えない。
理想は、ちょっとハードモード
「本音で話せる関係が理想」
その通りだと思う。
ただし、少しのダメージを引き受ける覚悟込みで。
じゃないと、それはただの安心確認。
本音は歓迎されるが、無傷で歓迎されるとは限らない。
…さて。
あなたは、どっちを求めていますか?




