中途半端にDXをするなら最初からやらなきゃいいのに

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:激変する時代こそ聡明である秘訣

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DXブームの裏側

最近よく聞く単語。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)」

ロボットが乗り物などに変形するSF映画のトランスフォーマーとは違う。

どこの会社でも「DX導入」「業務効率化」と聞くけれど、
外から眺めていると、実態はだいたい同じパターンが見える。

最初は気合十分。
でも…

最初はやる気満々
予算は年度単位で確保
途中で方針変更
新しいシステム導入
古いシステムは「とりあえず併用」

結果、紙もExcelもシステムAもシステムBも全部現役。

現場の仕事は…

入力①(念のため)
入力②(移行用)
入力③(評価用)

中途半端DX“アナログ三段跳び”降臨。

そのうち一本化?そんなの来ない説

上層部は言う。

「そのうち一本化する予定です」


でもその「そのうち」って、だいたい来ない。

外から見ると、最新システムの横に
レガシーExcelが鎮座。
まるで近代ビルの横に残されたプレハブ小屋。

評価制度だけはちゃっかり最新仕様

現場が悪いわけじゃない。
途中で止めたのは、だいたい予算と意思決定。

でも評価制度だけは最新仕様。

・仕事は終わっている
・入力は三回
・評価は一回の減点方式

DXって
「効率化」の略だったはず。
それなのに「二度手間、三度手間化」促進計画だったっけ?

本当に怖い勘違いDX化

本当に怖いと思うDX化って、
システムは最新なのに、現場は旧式。
そして責任は現場にある状況。

で、最後に頭脳にあたる上層部は言う。

「現場がDXについてきてない」

現場からいうと、「またかよ・・・」と思いつつも言えない。
言っても無駄だから。

そう、現場は走らされてるのに、遅いって言われてるだけ。

まとめ:中途半端で止めるなら最初からしなきゃいい

DXも評価制度も、
中途半端で止めるなら、
最初からやらなきゃいいのに。

やるなら責任を持って最後まで。
止めるなら評価制度も止める。

途中で止めた中途半端なDXは、
効率化どころか疲労と残業代が増える。
そして、現場への罰ゲームになるだけ。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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