「いいね」の種類が増えるほど人は黙る?

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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SNSの「いいね」と職場の評価制度が似ている気がする

SNSの「いいね」と職場の評価制度が妙に似ている気がする。。。。。
時々、なんで「いいね」押すだけで、こんなに疲れるんだろうって思うときがありまして。

SNSの種類が増えると押した後の反応を考えるときがある。
そうすると、少しだけ気持ちが重くなることも。

このSNSの「いいね」ボタンの種類を見つつ、なぜか頭に浮かんだのが――。
職場の評価シートだった。

職場の評価制度、だいたいこんな感じ

職場の評価制度って、だいたいこんな分類。

・主体性
・協調性
・積極性
・柔軟性
・コミュニケーション力

そして最後に書かれる魔法の言葉。

総合評価:よく頑張っている

……で、何を?

評価項目が多ければ多いほど、
人は丁寧になる。
そして同時に、黙る。

真面目な人ほど、選べなくなる

ちゃんとやろうとする人ほど、相手の反応やモチベーションを考える。

・これはgoodでいいのか
・ハートは重すぎないか
・反応の仕方で空気読めてないと思われないか

結果どうなるか。

なにも反応せずにいたくなる。

これ、SNSあるあるだけど、
職場でも本当によく見る光景。

評価が細かい場所ほど、本音は消える

評価項目が増えると、
人は自由になるどころか、慎重になる。

・減点されない行動を選ぶ
・無難な発言しかしない
・正解っぽい態度を取る

その結果、本音だけが消える。

「ちゃんと評価しよう」としたはずなのに、
誰も本当の気持ちを出さなくなるのは、
ちょっと皮肉ですよねぇ。

SNSの反応ボタンも会社も似た者同士

SNSのリアクションと
職場の評価制度は、構造がそっくりだと思う。

・選択肢が多い
・間違えたくない
・どう見られるか気になる

そして最後に残るのは疲労。

なので、SNSも職場も、もう少し雑でいいんじゃないでしょうか。

・迷ったらgood
・評価はざっくり
・深読みしない
・点数で人を測らない

「超いいね」より、超ざっくり。

人は、評価されなくても動ける

人は本来、
細かく採点されなくても動けるし、
信頼されれば、ちゃんと頑張る。

評価を増やすより、雑音を減らす。
そのほうが、人も心も、ちゃんと働く。

おわりに

「いいね」を押すのがしんどい人は、たぶん職場でも少し疲れている。
それは、気を遣える人の副作用です。

なので、毎日自分にgood。
そして、goodはひとつあれば十分ですよ。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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