会議で声が大きい人の“本当の心理”とは?

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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会議で声が大きい人

「会議になると急に声がデカくなる人」って、どこの職場にも一人はいますよね。

まるでマイクテストでもしてるのかってくらい声を張り上げて、強い口調で自己主張。
聞いてる側は「暑苦しい。いつも気合が入っているなぁ…」と心の中でツッコミを入れているはず。

一見すると「自信家」「俺様タイプ」に見えますが、心理学的にはちょっと違います。
実はそれ、 自信の裏返し=不安のサイン なんです。

声が大きいのは“心が揺れてるときに多い”

人は不安を感じると、防衛反応として「過補償」を使います。
つまり、心の中で揺れているほど、外側を大きく・強く見せようとするんです。

- 発言に自信がない
- 評価されたい
- 議論で負けたくない

こうした不安が積み重なると、声量や態度、攻撃的な言い方で自分を守ろうとします。

「声が大きい=強い」じゃない。
「声が大きい=不安で必死」なんですね。

あなたの反応は“正常”?

会議で「うわ、圧がすごい…」と感じるのは、あなたが弱いからじゃありません。
問題は あなたの受け止め方 ではなく、 相手の不安の処理方法 にあるんです。

不安を“強さ”でごまかす人ほど、実は脆くて、外側の演出に依存しがち。
だからこそ、あなたが萎縮する必要はまったくありません。

心を軽くするコツ

とはいえ、会議で「声のボリュームに負けそう…」と感じることってあります。

そんな時は、自分を内省する機会。
「私は何と戦っているんだろう…。」
この機会があると、自分の競争意識や負けず嫌いな気質。
他にも、自分の欲求不満なことから、相手に対する価値観の押し付け感まで振り返ることもできそうです。

とはいえ、急場ではそれは厳しい。
だからこそ、心を整える意味も込めて、
「この人は自分を守ってるだけ」と理解する。

それだけで、心の負担はぐっと軽くなります。

心理面のあるある。
されど、知ってるかそうでないかで、心の負担は変わるものです。

職場ストレスを減らすために

こうした“心理の勘違い”が、職場ストレスの大きな原因になりがち。

人の行動の裏側にある「心のバグ」を知ることで、
人間関係はもっとシンプルに、
もっとラクに過ごせるようになります。

「声が大きい人=不安が大きい人」
この公式を知っているだけで、会議の見え方が変わりますよ。
職場の人間関係に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

ご注意ください
チホズスタジオの名前を語るなりすましが発生しています。
月間ルーツ・ブランディングラボ・月刊誌サイゾーにこれまで一切関わったことはありません。
他にも取材商法について記事を書いたこともありません。

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鎌田千穂(産業カウンセラー)

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組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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