産業カウンセリングで「相談する」って、どんな感じ?

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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人の考え方や捉え方ってそれぞれ。
自分の好き嫌いで、経験の幅を狭めてしまいがち。
経験していないことに不安を感じて避けたいと思うのも当たり前。

気が進まない:相談してみたら?の言葉かけ

相談してみたら?

そう言われて、「うん」とは言ったものの——
(え、何を?誰に?どうやって?)と、心の中は大混乱。

相談するほどのことじゃない?

そもそも「相談」って、なんだか大げさに聞こえませんか?
「人生の岐路に立ったときにするもの」みたいな。

でも実際は、もっと地味で、もっと日常的。
もっと…こう、生活感のあるものだったりします。

たとえば、チホズスタジオに来る方の最初のひとことは——

  • なんか最近、うまくいかなくて
  • 別に大きな悩みじゃないんですけど…
  • 何を話せばいいかわからないんですけど、来ちゃいました


……最高です。
もう、そのままで大丈夫です。

話しながら、「あ、これが気になってたんだな」と気づいたり、
「なんか、話してたら整理されてきたかも」と笑ったり。

ときには、「あれ?これ、相談だったのかな?」と首をかしげながら帰っていく方もいます。

それで、いいんです。
相談って、「話すことで、自分の中がちょっと片づく」こと。

「誰かと一緒に、考えてみる」こと。
「ひとりで抱えなくていいんだ」と思えること。

捉え方に変容を取り入れ自分に許可を下ろす

他にも
「“相談”って言うと重いから、“おしゃべり”って言ってもいいですか?」
と聞かれたことがあります。

もちろんOKです。
捉え方は人それぞれ。
自分が足を運びやすいならそれでいいんです。

理由は「自分にやってみようかなという許可」を出すことだから。
そっちのほうがとても大事なんですよ。

チホズスタジオは、そんな“おしゃべり”ができる場所です。
予約制なので、まわりを気にせず、あなたのペースで話せます。
「何を話せばいいかわからない」から始めたとしても、ちゃんと対話になりますよ。

次回は…

次回は、「遺伝子分析で見えた、わたしのクセ」をテーマにお届けします。

性格じゃなくて、体質だった。
——そんな発見、けっこうあるんです。
とはいえ、遺伝子分析を受けなくても、表れていることも多いんですけどね。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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