わたしの優先順位って何だっけ?
クッキーを拒否して見えてきたこと
情報との距離を整えたあと、
クッキー通知の拒否をして、見えてきたことが色々と。
クッキーを拒否するようになってから、
画面の向こうにある世界が少し違って見えるようになりました。
最初は、ただ「インターネットからくる負のスイッチON防止は?」と考えたことがきっかけ。
もともと、サイト運用パスワードはこれまで同様、全て違うものにしていました。
パスワードも定期的に変更する時期を決めてましたし。
そして、携帯の複数台数を所有していることで、どのサイトから洩れたかわかるように。
何とか、これまでネットアカウントの乗っ取りはありませんでした。
クレジットカード不正利用から学ぶ
ですが、去年の12月ごろにクレジットカードの不正利用にはあいましてねぇ。
とはいえ、カード会社とは情報公開等の連携をしていたことで2日目で不正利用の早期発見。
私が利用しているかどうかの確認後にカード支払いを全面ストップ。
併せて、クレジットカード不正利用の調査となったようです。
とはいえ、私はIT素人ですから、ぼーっとしているのには変わりなく。
今回のクッキーの件については調査の段階でわかった。(苦笑)
そうすると色々としらなかなったな~と、インターネットの危機管理能力の低さに辟易。
スマホと連携して同期しているモノなら、自分の居場所だってわかる。
私のサイトを一人だけが異常にチェックしてる怪しい状況。
どの国でどこの場所で、どのサーバーを経由しているのか。
「これよ~」って教えてくれるわけです。
Σ(๑°ㅁ°๑)ファッ!?
いや~、めちゃくちゃ怖いですよねぇ~~~。
本当、マジで怖いですよ。
日本では権限や令状がないとサイトの中身はわからない。
とはいえ、何処にアクセスしたかわかるんですもの。
しょせん人間が作ったのものですよ。
IT企業に勤めてシステムを作っている人であれば知識を悪用することもできる。
インターネット設定を変更するのも大事
考え方を変えると素人でもできることは思ったよりもあるなとわかるわけです。
そのおかげで
- 設定を見直ししてクッキー拒否
- ブラウザを個別に変更して同期をしない
- ブラウザ検索は、ログアウトやシークレットモードを使う
- 広告などがあちこちにでて、間違ってクリックをしてしまいそうな設定サイトはクローズ。
- サイトを開けたらクッキーをクリックをして、いきなりロボットではないという選択を求めるサイトは信頼できるところでない以上、最初の段階で閉じましょう。
セキュリティソフトがNGを出す設定も追いつかない場合もあるのは致し方ない。
そんなことを始めるようになってから——。
- スマホの充電の減り方が変わりました。
- モバイル通信料が減りました。
- スマホに熱を持つことが無くなりました。
- 検索内容が変わり始めました。
どんだけ??って思うわけです。
スマホのデータ通信料を大きめのものにしていたら気づかないですよねぇ。
“おすすめ”が減ったことで、見えてきたもの
クッキーを拒否すると、広告の精度が落ちたり、ログインが面倒になったりすることも。
以前はそれを「不便」と感じていました。
ですが今は、「自分で選んだノイズ」として受け止めています。
“あなたにぴったり”という言葉が減ったことで、
私は、知らないものに出会う機会を取り戻しました。
それは、情報の海の中で、自分の足で探すという感覚。
少し遠回りだけれど、確かに自分の判断で選んでいるという実感があります。
心のざわつきが減る人も出てくる
クッキー通知を気持ちよくOK出していた方は、
検索が同じものが出てくることで、
どこか落ち着かない気持ちになっていたようです。
自分の趣味趣向にあったモノばかりが出てくる。
それが知らず知らずのうちに心の負荷になっていたのかもしれません。
同じ情報が全てになりがちなことで、振り回されていた感覚。
クッキーを拒否するだけで、違う情報に触れ、そのことで落ち着きを取り戻すわけです。
自分の趣味趣向に沿わなくなったことで、
お金を払ったサイトだと認識し、距離を置いて考えることができるようになる。
「自分で決める」という小さな安心が積み重なっていくのかもしれませんね。
ポップアップとの向き合い方も変わった
今でも、サイトを開くたびにポップアップは表示されます。
今は「拒否する」を選択。
ですが、中には誘導するように「拒否ができない」サイトも山ほどに。
だからこそ、反射的な拒絶ではなく、
「この通知は、私に選ばせてくれている」と思えるようにする自覚が大事。
選択肢があること。
選び直せること
それだけで、情報との距離が少し整うかもしれませんね。
名前を語られ内容がないのにあるかの如く勘違い
実は、私自身のホームページに掲載していた「気をつけて」という注意喚起の内容。
前回のブログ
【勝手に名前を使われる怒り】検索結果に潜むスパムの罠
言葉は誰かに届いていい。でも、文脈を失ってはいけない
誰かに届くはずだった言葉が、誰かの都合に使われるとき
そのことを踏まえて改変されつつ今も使われ続けています。
しかも、全く知らない縁もゆかりもない状況で私の名前を語って操作。
チホズスタジオで検索すると出てきます。
ブランディングラボや月間ルーツという他社企業の名前を語って成りすまし。
ワードプレスで作っているサイトです。
見かけたら決して開かないように。
メタディスクリプションをいいように組み合わせては、何処の絡みもない無関係情報を組み合わせる。
そして、一見見るとまるで私が発信したかのように作られて、手を変え品を変えページを作っています。
これは、情報の切り取りが「誰かの信頼」や「名前」にまで影響するという、非常に現実的な問題です。
とはいっても、こういった事例は、産業カウンセラー業務の一部。
明後日の講習会でも、実例と共に紹介して注意喚起。
まずは30名弱の官公庁関連の勉強会。
次に200名弱の企業研修でも、この情報を元に話を進めていきます。
他にも地域活動でボランティアで小学校などにも声をかけていこうかなぁとか検討。
規模や業種が違っても、「情報との距離を整える」という視点は、どの職場にも共通する大切な感覚だと感じています。
そのように情報との関係を、自分のペースで育てていく
クッキーを拒否することは、誰かを否定する行為ではありません。
それは、情報とのつながり方を見直すというあなたの選択肢です。
すべてを知ろうとせず、
すべてに応えようとせず、
近づきすぎないことで見えてくるものがある。
そして、行動して初めてわかることもある。
もしあなたが、似たような違和感を抱いたことがあるなら——
このサイトの運用があなたの心を乱しているかもしれないということでクッキー設定について、考えを整えるきっかけになれば嬉しいです。




