日ごろの行いは自分に返ってくる
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
職場での人間関係において、時には「声を挙げるのが怖い」と感じることがあります。
その言葉の多くは、「波風を立てたくない」と言われます。
この感情は誰しもが持つものであり、自分一人が抱えるものではありません。
今回は、「声を挙げられない」と感じたときに、どのように対処すれば良いのかについて探ってみましょう。
声を挙げられない心理
怖れと自己防衛
職場で声を挙げられない理由の一つは、他人の反応を恐れる自己防衛の心理。
意見を述べたことで上司や同僚に否定されることがイヤ。
評価が下がったりするのではないかという不安。
そんな気持ちが行動を抑えるのではないでしょうか?
過去の経験
過去に意見を述べた際に否定されたり無視された経験があると、再び声を挙げることに対して怖くなります。
このような経験はあとを引くことがあり、過剰に捉えることで、どのようなところでも同じように感じることがあります。
これは育成の影響とも言えますかねぇ。
大抵は自分の考えが正しく、相手がダメだという否定から入ることが殆ど。
世の中、誰かの許可をもらって動かざるを得ない仕組みなので、ダメ出しが当然のようになっています。
提案と改善策だけ伝えると人は伸びるものですが、誰も教えてくれないし、当たり前と信じ切っているので全く気が付かないのです。
だからこそ、あなたも相手も悪くない。
単に伝え方を知らないだけで、誰からも教えられてないということです。
その社会の歪みに、あなたが気がつくことが先決。
そして、その歪みを知り、理解を深めスキルアアップする機会を設けるといいですよ。
罪悪感と後ろめたさ
さらに、声を挙げられない理由として、罪悪感や後ろめたさを感じることがあります。
意見を述べることでチームの和を乱すのではないか、他人に迷惑をかけるのではないかという思い込みが強いようです。
これも、育成の影響と感じています。
毎日同じことの繰り返しをしている人は、些細な変化を壮大に感じやすい。
そのことで、何かを変えると繰り返しができない、そのことが悪いと思い込みがち。
反対に、通勤時間や距離、乗り物などが日々変化する人は変化が当たり前。
意見を述べて、合理的に図るコトを率先して変化するわけです。
毎日同じことを繰り返す事が当たり前の人からは理解ができないことも。
声を挙げられないときの対処法
自分を大切にする
まずは、自分を大切にすること。
声を挙げられないからといって、自分の価値が下がるわけではありません。
自分の気持ちや感情に素直に向き合い、無理をせずに過ごしましょう。
内なる強さを信じる
声を挙げられないと感じるときこそ、自分を信じること。
自分の中にある力を信じ、焦らずにじっくりと自分を育てていきましょう。
いつか必ず、自分の意見を伝える勇気が湧いてくる日が来ます。
小さなステップを踏む
大きな声を挙げることが難しい場合、小さなステップから始めてみましょう。
産業カウンセラーに自分の気持ちを打ち明けることで思い込みに気がつく。
気持ちを言語化する練習を行いイメージトレーニングをする。
不可がかからない小さな行動から始めることで自信をつける助けになります。
まとめ
職場で「声を挙げられない」と感じることは、誰にでもあることです。
そのようなときには、自分を大切にし、自分を信じること。
そして、小さなステップから試してみましょう。
なんでもそうですが、いきなりうまくいくことはありません。
だからこそ、ストレス耐性を育みつつ、自分のペースで進んでいくことが一番。
いつか必ず、自分の意見を伝える勇気が湧いてくる日が訪れます。
それまで、じっくりと自分を育てていきましょう。
言葉で伝えられずともあなたの価値は変わらないショート動画
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