秋になると蘇る：過去の想い出を手放すために

チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。

幾年月を重ねると出会いがあれば別れもある。
過去の想い出の痛みは、心に深く刻まれるもの。
今の時期、黄昏時には物悲しくなる時期でもあります。

フッと思い起こされる心の悲しさは、まるで過去の優しい言葉や温もりがずっと心に残り、時が経っても消えないかのように思い起こされるときがあるかもしれません。
そんな時には一人で感じる孤独に戸惑い、胸が張り裂けそうな思いに苛まれることもあるのではないでしょうか。

過去の温もりと向き合う

あの時の温かい言葉や抱擁は、確かに存在しました。
それが今も心に鮮明に残っているのは、その瞬間が本当に大切だったから。

その温もりが恋しくて辛くなるのは自然なことです。
思い出が輝きを増すのは、失ったものが大きな価値を持っていたからに他なりません。

自分を責める気持ちを手放す

過去の出来事について自分を責めるのは自然なこと。
ですが、それを続けると悲しさに溺れてしまいますよ。

思い出しては繰り返すことは、過去の想い出に自分の未来を奪われているようなもの。
あの時、こうしておけばよかったという気持ちが強ければ強いほど想い出に囚われる。
自分を責める気持ちを手放し、「あの時の自分も最善を尽くしていたんだ」と認めること。

自分を許すことの大切さ

自分を許すことで、心の負担が軽くなり、過去の痛みから解放される第一歩。
自己受容を通じて、少しずつ前向きな気持ちを取り戻しましょう。

自分を大切にする

今は、あなた自身を大切にする時なのかな？
感情に素直になり、泣きたいときには泣いてください。

無理をせず、自分のペースで過ごすこと。
あなたの心が癒されるための時間をしっかりと取ってください。

こころの拠り所で自らを整える

時間が解決するまで辛すぎるときもあるかもしれません。
信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうこともあるかも知れません。
ですが、なんとかしてあげたいという相手の気持ちの方が重くなってしまうことも。

ただ側に居て欲しいだけ、話を聴いて欲しいだけの気持ちが強いときには逆効果になりがち。
産業カウンセラーの助けを借りることに意識を向けてくださいね。
温かい言葉やサポートは、あなたにとって大きな支えとなるはずです。

まとめ

過去の想い出の痛みは一朝一夕で消えるものではありません。
ですが、その痛みと向き合い、自分を大切にしながら少しずつ回復していくことは誰でも通るところ。
自分を責めず、自らを許し、未来に向かって歩むこと。
あなたが再び笑顔を取り戻せる日が来ることを、心から願っています。