昭和時代の「社会との関わり」:社会とのつながりと人間関係構築のヒントを探る
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
物事は完全な失敗に終わるということはありません
物事を捉えると、
たとえ失敗したとしても
完全な失敗に終わるということはありません。
ちょうど良い話があるので書いてみます。
ある企業が開発した新しいスポーツウェアがありました。
このウェアは、特殊な素材を使って、従来の製品よりも軽くて速乾性があるという画期的なもの。
ですが、発売当初は、着心地が悪いと多くの消費者から不満の声が上がりました。
動くと素材が肌にくっついたり、激しい運動中にすぐにずれてしまうという問題が発生したのです。
多くの企業なら、このような失敗で商品を市場から撤退させるかもしれません。
ですが、その企業は諦めずに、ユーザーのフィードバックをもとに改善を重ねました。
素材の改良や縫製技術の見直しを行い、快適さとパフォーマンスを両立させた新しいウェアを再度市場に投入。
さらに、運動中の体の動きに合わせてフィットする新技術を開発することで、商品は多くのアスリートに支持されるようになりました。
この過程で、企業はただ単に問題を解決しただけでなく、ウェアの製造技術や素材に関する新たな知見を得て、結果的に他の製品ラインにも応用できる技術革新を実現したこと。
まさに、「失敗を恐れず、そこから学ぶことでさらに成長する」姿勢が、成功への道を切り開いたのです。
完全主義者の罠:失敗を恐れず行動する重要性
一方、私たちはついつい「完璧」を目指してしまうことがあります。
人生をプラモデルのように、すべてのパーツが揃い、組み立てが終わった時点で完成だと考えてしまうこと。
ですが、実際の人生は、ゴールに到達すること自体が目的ではありません。
その過程で得られる経験や喜びこそが大切なのです。
この視点を持つことで、私たちが見ている世界は大きく変わります。
完全主義者の問題は、未来に対する不確定要素を慎重に考えすぎるあまり、行動をためらってしまうことです。
さらには、失敗を恐れるがゆえに、最初の一歩すら踏み出せない人や出さないと決め込んでしまっている人もいるかもしれません。
とはいえ、完璧な準備が整うまで待っていると、せっかくのチャンスを逃してしまうことも多い。
なんでもそうですが、まず一歩を踏み出すこと。
改善や修正は、その後で行えば良いのです。
動きながら学ぶことで、自分自身も成長し、物事をより良い方向へ導いていけるのです。
前に進むための一歩
挑戦には失敗がつきものですが、そこから得られる学びや経験こそが、私たちを次のステップへと導いてくれます。
まずは動き出す。
そして動きながら改善を加える。
そのことで、目標に一歩一歩近づいていくのです。
なんでもやってみないとわかりません。
そして、失敗を糧にして、次につなげていきましょう。
試みから学ぶこと:失敗を糧にするココロ ショート動画
https://youtu.be/NZPdVe0FsvI