目の前にある幸せは、探さないと見えない
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
前回では「ほうれんそう」と「かくれんぼう」の違いについてお話ししました。
今回はちょっと深掘りの実践編にしました。
ステップ1: ほうれんそうを極める
まずは基本に忠実に、「ほうれんそう」のスキルを磨きましょう。
上司への報告、同僚への連絡、そしてチーム全体の相談。
これらを効率的に行うことで、プロジェクトはスムーズに進むはず。
ほうれんそうマスターへの道は、意外と奥深いんですよ。
報告:週次ミーティングで「いまここまでできました!」と堂々と報告。
成功体験も失敗も包み隠さず共有することが大事です。
連絡:ランチタイムの雑談も有効活用。
気になることや進捗をカジュアルにシェアする。
そのことで、情報の漏れを防ぎます。
相談:問題に直面したら、すぐに上司に相談。
「これはどうしたらいいでしょうか?」と素直に尋ねること。
そのことで新たな視点が得られます。
アドバイス:「上司が忙しそうだから・・・。」という空気の読みすぎも程々に。
上司のオーラが「話かけるな」と感じるときは。
行動を起こすことも勇気がいりますよね。
ですが、その機会を先延ばしにすることで自分の仕事は滞る。
そのジレンマに戦い続ける機会が多ければ多いほどやる気半減。
良いことばかりではないけれど、行動を起こすことは大事ですよ。
ステップ2: かくれんぼうで一歩先へ
次に進むのは「かくれんぼう」の実践です。
確認、連絡、報告を使いこなすことで、さらに自律的に動けるようになります。
何事も経験から、自分なりの成功事例を作ること。
人付き合いの距離のとり方も、自然に掴めるように。
やるだけ無意味で時間の無駄になるなこと。
忙しそうじゃないときに声をかけよう。
機嫌が良さそうなときに話しかけよう。
完璧だと思うようになってから行動を起こそう。
と考えること。
このことは、気づかぬままにズレた処理をしている事が多い。
そうすると提出した際に、思わぬところで最初からやり直しになることも多いから。
確認:まずは自分で考えて、「この方法で進めていいですか?」と確認。
これで、上司に頼りすぎることなく、自分の判断力も養われます。
もちろん、ダメ出し有りきです。
その時はモチベーションがダダ下がりする人が多いもの。
ですが、これは大きなチャンス。
意図と目的がわからない自分の成長のために、感情を横に置き、しっかりと修正箇所を受け止める力を育みましょう。
連絡:必要な情報を正確に伝えるスキルは、かくれんぼうでも重要です。特に、プロジェクトの進捗や変更点は迅速に共有しましょう。
報告:定期的な報告で、上司やチームに安心感を与えます。
どこまで進んでいるのか、次に何をするのかを明確に伝えること。
その流れで、信頼関係を自然な流れで築けます。
エピソード:現場の声
詳しく描いちゃうと誰かがわかってしまうので簡単に概要を。
ある日、Aさんはプロジェクトの途中で問題に直面しました。
従来の「ほうれんそう」では「これ、どうすればいいですか?」とすぐに相談していました。
ですが、今回は「かくれんぼう」を意識して、「この方法で解決できると思うのですが、確認お願いします」と言ってみました。
すると上司からは「それはいいアイディアだ!」と承認。
プロジェクトは順調に進みました。
Aさんは自分の提案力に自信を持ち、ますます成長していきました。
ほうれんそう vs. かくれんぼう:次のステージへ!まとめ
「ほうれんそう」と「かくれんぼう」、どちらも一長一短。
大切なのは、自分たちの組織やチームに合った方法を選び、それを柔軟に取り入れていくこと。
無意識で無自覚な思い込みや固定観念などのアンコンシャスバイアスにどっぷりと使っている世界観は、上手くいかない出来事が、押し寄せては引いていく小波のようにやってくることで気がつくことが多々。
感情的になった場合、変化を嫌っている自分と向き合うキッカケにもなります。
どうぞ、そんな自分を内省化し、のびのびと様々なことに取り組める自分育てはじめて見てください。
ただ、自分の考えは独りよがりにしか過ぎません。
そんなときは、産業カウンセリングを上手に活用して、どーんと飛躍していきましょう!
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