一寸先の闇を光に変える
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
今日のテーマは、職場でも家庭でも役立つ「アンコンシャスバイアス」と「アンガーマネジメント」の合わせ技。
無意識の偏見に気づきつつ、ムカッとする気持ちを上手に吹き飛ばすことを一緒に学んでみましょう。
アンコンシャスバイアスとは?
まずはアンコンシャスバイアスのおさらいから。
アンコンシャスバイアスとは、無意識のうちに持っている思い込みや偏見のこと。
例えば、月曜日の朝に「また今週もミスをしたらどうしよう…」とつい憂鬱になる気持ち、これもある意味アンコンシャスバイアスかもしれません。
「月曜日=憂鬱」という思い込みですね。
こんなところにも!日常のアンコンシャスバイアス
職場でのアンコンシャスバイアス、結構ありますよね。
「若いからこのプロジェクトは無理だろう」
「女性だから管理職には向いていない」とか。
ですが、実際は、若くても超優秀な新人もいる。
女性の管理職がチームをグイグイ引っ張ることだってあります。
アンガーマネジメントって何?
次に、アンガーマネジメントについて見ていきましょう。
簡単に言うと「怒りのコントロール術」のこと。
日常生活でムカムカすることって多いですよね。
上司に理不尽なことを言われたり、同僚が優位に立つために利用されたり…。
そんなときに役立つのがアンガーマネジメントです。
アンガーマネジメントの実践法
では、実際にどんな風にアンガーマネジメントをすればいいのか?
ここでちょっと例を紹介します。
1. 6秒ルール
怒りを感じたら、まずは6秒数えてみましょう。
心の中で「1、2、3、4、5、6…」と数えることで、怒りのピークを乗り越えられるかもしれません。
想像してください、怒り狂った自分が「6秒だけ冷静になろう!」と心の中で踊りながら唱えている姿、ちょっと面白くないですか?
2. 深呼吸
深呼吸も効果的。大きく息を吸って、ゆっくり吐くことで心が落ち着きます。
「怒ってもいいけど、まずは一呼吸…」
これ、意外と効きます。
あ、そうそう。
怒りの矛先を深呼吸の代わりに、せんべいなど硬いものをガリガリ食べる人がいます。
これは、健康にはあまり良くない。
深呼吸と合わせて階段の上り下りなど追加して、体を使って動き回ることがオススメ。
3. ユーモアを見つける
怒りの中にもユーモアを見つけることが大事です。
例えば、上司が無理難題を言ってきたとき、「これって映画の悪役みたいだな」と思ってみる。
少し視点を変えるだけで、怒りが和らぐこともあります。
アンコンシャスバイアスとアンガーマネジメントをコラボ
さて、アンコンシャスバイアスとアンガーマネジメントをどう絡めるかは、あなたの腕の見せ所。
無意識の偏見や思い込みに気づいたとき、ついムカッとすることがありますよね。
例えば、「またあの人、定時で帰るのかよ」と思ったとき、そのムカッと感をどうコントロールするかが鍵です。
1. バイアスに気づく
まずは、自分の思い込みに気づくこと。
「あれ?これってアンコンシャスバイアス?」と気づくことができれば、半分成功です。
2. 怒りをコントロールする
次に、アンガーマネジメントを実践。
6秒ルールや深呼吸を使って、怒りをクールダウン。
さらに、ユーモアを見つけてみましょう。
「定時で帰るあの人、実は家で超生産的なことしてるかも?」と思えば、少しは気が楽になります。
まとめ:ムカッとする気持ちを吹き飛ばす
アンコンシャスバイアスに気づきつつ、怒りを上手にコントロールすることで、職場も家庭ももっと楽しくなります。
私も最近、理不尽なことを一方的に言われムカッとすることがありました。
伝えたことは受け取った相手の解釈次第。
主観から歪めて受け取り、独りよがりの感情をぶつけられることも良くある話。
ぶつけられる側は、意味がわからないのですから混乱しかありません。
その結果、「誤る・言い訳を言う・売り言葉に買い言葉」となるステップを踏むことが多いもの。
あなたが抱えているムカッとする気持ちにも、主観と合わせて何らかのアンコンシャスバイアスが関わっていることがあると気が付きましょう。
次にムカッとしたとき、まずは「これってバイアス?」と考えて、6秒数えて深呼吸。
そして、少し笑えるユーモアを見つけることで、ムカッとする気持ちを吹き飛ばしてみてください。
それでは皆さん、今日から実践してみましょう!
次回もお楽しみに!
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