新入社員の育成は産業カウンセリングと継続的なサポートがカギ
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
令和の新入社員は、一般的に1990年代後半から2012年頃までに生まれた世代。
この世代は、スマートフォンやSNSなどのデジタルテクノロジーとともに育ち、従来の世代とは異なる価値観を持っています。
令和世代の新入社員が組織に馴染み、仕事に向き合い、企業と共に育っていくためには、その特徴を理解し、適切なアプローチを取ることが大事です。
令和世代の新入社員の価値観を理解
令和世代の新入社員は、従来の世代とは異なる価値観を持っています。
彼らの価値観を理解し、強制的な教育や一方的な指示を避けることが大切。
令和世代は、自分たちの考え方を尊重されることを望むため、相手の価値観を尊重しながら教育することで、信頼関係を築くことができます。
承認の機会を増やす工夫
令和世代は、他者からの承認に強い関心を持っています。
仕事においても、結果だけでなく、プロセスや努力を認められることが重要。
承認の機会を増やすことで、新入社員のモチベーションを高め、仕事への意欲を引き出すことができます。
ただし、何でも承認すれば良いわけではありません。
自己肯定感が低いこともあり、承認がなければ仕事への意欲が低下。
矛盾点を探ることも長けているので、適切な評価とフィードバックが必要です。
自発性を育むには
令和世代の新入社員は、目立たないように受け身の姿勢を持つ傾向があります。
そのため、自発的に考え、行動する機会を提供することが重要。
観察力は高いこともあり、観察、状況判断、確認、行動、連絡、報告のサイクルを取り入れてゆくと、新入社員が自分で考える力を身につけることが出来るようになります。
自発的に行動できるように育むコツは、過度な指示を避け、特質を見極めたうえで、自分で考えることを奨励できる仕組み作りが大切です。
新入社員研修に変化が必要
令和世代の新入社員を育てるためには、これまでの内容があわなくなりました。
マニュアルにそくしたこれまでの研修プログラムは見直しが必要です。
新入社員研修では、仕事に必要なスキルや、コミュニケーションの基礎などは実践が最優先。
頭で考える気質が多いことから「知っているからできる」という勘違いをしています。
また実践の場が少ないことで、机上で教える事に力をいれる時代は終わりました。
令和世代が持つ価値観や行動傾向を理解し、個々に合わせた教育が必要。
自社で研修を行うのが難しい場合は、専門の研修会社に依頼するのも良い選択です。
令和世代に特化した研修プログラムを提供している会社を選ぶことで、より効果的な育成が可能となります。
まとめ
令和世代の新入社員を育てるためには、彼らの価値観を理解し、承認の機会を増やし、自発性を促すことが重要。
従来の価値観とは異なる令和世代に合わせた教育アプローチを取り入れることで、新入社員の能力を最大限に引き出すことが期待されます。
チホズスタジオでは、心理学や発達理論をもとにしたグループカウンセリング方式を取り入れ、一人ひとりに気づきを促す研修を実施しています。
また、令和世代の新入社員は、昭和世代には理解ができないことも多い。
昭和世代が納得感を持って共に関わるための研修も提供しています。
ジェネレーションギャップを感じたときは、個別対応の産業カウンセリングも取り入れていくこともオススメですよ。
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