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コラム

仕事選びは将来を決めるカギとなる

2021年7月24日

テーマ:再就職支援

コラムカテゴリ:ビジネス

過去が今を創り、今が未来を育てる

気がついていますか?
「過去が今を創り、今が未来を育てる」ということ。

日常の一つ一つの経験や 毎日の一つ一つの出来事の積み重ねが、自分の何かを成長させ、育ててゆき、人を惹きつけるような力をつけ、どのような出来事でも動じない心の強さを持つことができるようになります。

何のために働くのですか?

転職についても同様です。
色々な理由で就職先を選定し、この会社で働こうと決心するわけですが、ここにも「過去が今を創り、今が未来を育てる」ことに大きく繋がってきます。
それは、「仕事選びは将来を決めるカギとなる」からなのです。

さて、転職をお考えになってる皆さんに質問です。

皆さんは、何のために働くのですか?
色々な就職活動の情報がネットの中にあふれているので、就職活動のテクニックだけを不必要に身に付けたとしても、この部分が定まっていないと、一時の感情に左右されせっかく就職した先でも、「こんなはずではなかった」と早期離職をしてしまいがちです。

具体的な「働く意義や目的」を持たずに、「自分はこういう仕事が向いている(とおもう)」と、「以前の仕事が合わない」と、固定観念を持ってしまうとような考えを強めてしまうと、また何らかの理由で仕事が合わないと感じてしまうことにもなってしまいます。

もし、働く意義や目的が漠然としているなと感じたかたは、
前回アップしている「転職する際の判断基準」をご参考ください。
建前と本音に向き合うきっかけになると嬉しいです。

一生懸命に今を生きると目的を忘れてしまう


「何のために働くのか」という考えは、急に答えは見つかりません。
また、「何のために働くのか」という考えを明確に持っていたとしても、うまくいかない現実が壁となり、そもそも「何のために働くんだったっけ??」と、その意義や目的をすっかり忘れてしまうということも少なくありません。

実は、私自身も、独立したきっかけは、多勢に無勢の格差社会に憤りを感じ、世の中を変えるんだと「当たり前に疑問を投げかける人育て」を行うことを決め独立しました。
しかし、11年の年月は、当初の目的から自分がやろうとしていたことから、大幅にずれてしまい、最近ハッと「何のために働くのか」をすっかり忘れていたことに気がついたぐらいです。

「何のために働くのか」=「10年先、20年先はどんな自分になっていたいのか」という点で考えると、はっきりと答えることは難しいものの、自分の道は自分で決断し、たとえ変わって欲しいと望んでも、決して変わってもらえることはできません。

だからこそ、一度きりの人生です。
人がどのように言おうと、決断し、行動したのは自分自身です。
自らが行動を起こし、軌道修正をしながら前に進むしかありません。

一度きりの人生、誰しも喜び、幸せになる権利があります。
大切なことは、喜び幸せになたいと強く願うのであれば、行ったことがないからできませんではなく、行ったことがないけどやってみようと挑戦する勇気を持つこと、「何のために働くのか」にしっかり向き合い明確にしておくことではないでしょうか。

「過去が今を創り、今が未来を育てる」のです。

千穂

この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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