賢くお金をやりくりしよう!値上がりのストレスを手放す Part2
コロナ自粛要請解除後から、
小規模事業者補助金コロナ申請や
心理面を考慮した今後の事業展開や宣伝広報のやり方などの相談で忙しくしていました。
そこで救いはオンライン導入による相談体制の確立です。
移動時間を相談時間に費やすことができるので、
私だけでなく相手にとっても天の助けのようなものなのです。
きっとサラリーマンでしたら、間違いなく労働基準法違反になるであろうくらいの駆け込みと詰め込み日程です。
だからこそ、経営者や経営幹部の方とお話をする時に、
必ずと言っていいほど伝えていたのは水分補給と栄養のある食事と睡眠をセットにした体調管理です。
しかし、7月以降から経営者や経営幹部、主力担当者の入院による引継ぎなどの連絡が入ります。
体調不良による入院は事前に予測ができます。
何故なら、人は気が抜けた時ほど、自分では意識していなかった身体の悲鳴に向き合うことが多いからです。
私の場合は、お取引先に恵まれているので、心が折れそうになる機会は過小で済むことができました。
反面、それはお取引先の経営者や経営幹部、主力担当者のお気遣いやご配慮があるからこそなのです。
しかし、当事者はそうではありません。
家賃や取引先への支払い含め、従業員がいる場合は給料など多くの支払いが必要になってきます。
でも、今回は経済活動を行ってはいけないのですから、資本が水のように目減りしていることへの心のストレスは計り知れないものがあるのです。
そうなると、良質な睡眠がとりにくくなり、水分補給や食事を含めて健康管理はおざなりになりやすくなります。
ですが、本人は目の前の現実をどう生かすかに集中しているので、無理をしていた意識は全くありません。それが無自覚の怖さです。
だからこそ、経済活動が活発になって、ほっと一息ついた時にその反動がやってくるのです。
その反動は無理をしていた大きさで変わってくるので、今が一番気を付けておかないとなりません。
ご無事の連絡がある際に、私自身含めて五体満足で生きてゆける命があることの大切さかみしめます。
人は当たり前の現実を失ってしまって、取り戻すことができなくなってから、初めて失う前の当たり前を悔やむ生き物です。
皆さま、過信は禁物です。
身体の悲鳴に耳を傾ける余裕と当たり前を疑う勇気を覚えていてください。