何をやりたいのか疑問になるときがある
先日、再就職支援で講座を終了した方とお逢いしました。
その方は、くりくりした目が印象で、笑顔がとても素敵な頑張り屋さん。
責任感が強く、周りの雰囲気を大事にしながら、1人で何でもやりこなしてしまうような方です。
反面、周りの事を気遣いすぎて、抱え込んで苦悩しやすい、でも更に頑張り続けて、途中でパンクしやすいという事が表裏一体。
この方がいると、きっと企業では業務がはかどります。
また、仕事を任せると確実に予定通りに終わらせてくれるので頼りにされる方なのです。
だけどその反面、要領が良いので、新人と言う事を忘れられてしまいがちになり、過剰な期待をしてしまうという事につながりやすく、本人は更に頑張る結果にもつながって首がしまってしまう傾向に陥りがちです。
見方を変えると、コミュニケーションスキルは高いけど、頼んだり断ったりすることのスキルアップが必要だと言うことでもあります。
就職支援のご依頼で、卒業した一人一人を気にかけていたら、きりがないのですが、他の方はどうしているかなぁと、ふっと気になる事があるのです。
そんな時に、元気そうにコロコロと笑う姿を見る機会があると、ご自分をとり戻されていてよかったなぁと感じます。