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鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

人の世も自然界と同じ仕組み

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

営業は種まき

営業や新人研修など、
人材を育成する時に良く使っていたのが、
「種まき」と「肥料や水やり」そして「収穫」の例え話。

お客様に電話をしたり、定期的にご挨拶やお話を聞きに伺ったりする。
最初は、きっかけ、情報提供し、定期的にコンタクトを取る。
そして欲しいと思ってもらうタイミングを掴み、商品を購入してもらう機会を創出すること。

きっかけは種
情報は肥料や水やり
定期的なコンタクトは、水やりや草むしりなどの身の回りのお世話
タイミングを待つは、食べごろになるまで我慢
購入機会の創出は収穫

として、新人研修の時に、営業するときのたとえ話として、畑の作物の種蒔きと収穫に例えて話をしていた。

でも、この種まきの話には、まだまだ先がある。

自然界は、とてもシビア。
同じ種を、同じ畑に、毎年同じ時期に蒔くと、どんどん収穫量が減る。
そして、段々おいしくなくなっていくし、病気にかかりやすくなってきて、育てにくくなる。
その上、必要以上のお金や手間がかかる。

人の世も全く同じで、同じ商品を売り続けていくと、買ってくれる人が減るし、売上げも減る。

だからこそ、私は合成肥料や即席栽培に頼ることなく、
しっかりと有機で土壌をたがやし種をまく。
だけど、毎年同じ種をまき続けはしない。
同じ種は3年が限界。

種まきと同時に情報収集は必須

新しい種を蒔いたら、3年後にどんな種をまくか、アンテナを張り続けるし、新しい品種が出たら、マークしておくことも必須。
収穫した実をおいしいと堪能するには、最初に手をしっかりとかけてタイミングを逃さない。

でも、一件全く違う種をまいたと感じていても、大切なことやそのモノ自体の本質は不動でいる必要がある。
全く違う種だとしたら、一からやりなおしだから、今までの経験はみずのあわになってしまう事もある。

全く違う種をまくには、まず違う畑を用意。
そして、用意した違う畑に今までと同じ種をまく。
そして、今まで使っていた畑には、新しい違う種をまいていく

そうやって、自分のフィールドが広がっていくのかもしれない
でも、これは一例であり、私の土壌づくりはこの限りではないのです。

皆さんはどうされていますか?

時計と芽

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

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