「企業文化を醸成する」

北出慎吾

北出慎吾

テーマ:コラム

明けましておめでとうございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。令和6年能登半島地震により被害を受けられました皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。福井も震度5を記録し、大きな揺れを感じました。現在も現地では予断を許さない状況が続いている中、皆さまのご無事を心よりお祈りしております。2024年が始まりました。今年はどんな年にしたいと思っていますか?新年の抱負を仕事始めに掲げる方も多いと思いますが私は「信」を掲げて今年1年邁進してまいります。
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当社は毎年仕事始めの日に、方針発表会を行っています。方針発表会の後には研修会も開催しました。今年は、取り組みの一つに「企業文化の醸成」を掲げました。企業文化は、会社と社員との間で意識的、または無意識的に共有されている独自の価値観や行動規範のことを指します。価値観や行動規範なので、自社の事業に大きな影響を与える要素のひとつでもあります。ピータードラッカーも「企業文化は戦略に勝る」という格言を残しています。企業文化は一朝一夕でできるものではなく積み重ねであり、長い年月をかけて作り上げていくものです。いくら立派な戦略があっても企業文化が根付いていなければ効果は半減します。当社も今年は創立17年目に入りました。ビジョンとして、「日本中の社長や社員がワクワク働き輝き溢れる社会をつくる」を掲げています。ビジョン実現のためには、まずは当社スタッフがワクワク働き輝き溢れる環境に身を置く必要があります。そのため、改めて「企業文化の醸成」を行う必要がある。そう考え、「褒める研修」を行いました。ぜひあなたもやってみてください。
・7分間で「誉め言葉」を単語でいいのでできるだけ書いてください。

どうです?書けましたか?15個?20個?30個?一般的な企業の平均は30個台、離職率が多い企業の平均は10個台だそうです。当社の平均は22個でした。最高で39個書いたスタッフもいました。凄い!(ちなみに私は20個でした)どのような企業文化を作るかはトップ、リーダー次第。今年は、土台を構築し、更なる飛躍の年にしていきます。「企業文化の醸成」あなたの会社の企業文化はどのようなものですか?本年もどうぞよろしくお願いします。

ミライズの詳細はこちら
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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾


【編集後記】
2023年の今年の漢字は「耐」でした。そこから2024年は「信」という文字を目標の漢字にしました。信念を持つ、自分を信じる、仲間を信じる信用、信頼、所信。「人」と「言」を合わせれば「信」。今年も1年よろしくお願いします。

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

北出経営労務事務所

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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