「職場に派閥は存在する??」

北出慎吾

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テーマ:コラム

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。あと20日弱で、2023年も年末を迎えますね。今年の漢字は「税」となり、増税やインボイスなど税金に関する動きが多かった年となりました。生活に直結する物価上昇、税金関連は皆さんの関心が高いということですね。
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社風、人間関係、文化。会社で働いていると色々なことがあります。昔から職場には派閥が存在するとも言われてきましたが、実態はどうなのでしょうか。株式会社識学が行った「派閥に関する調査」では、20代~50代の会社員の約22.2%が派閥の存在を認識。しかし、派閥に対する感情は複雑で、52.7%が「あった方が良い」と回答する一方で、50.0%が「円滑に業務ができない」との見解を示しました。サマリーは以下の通り。
・職場に“派閥”がある22.2%内、自分は属していない方16.8%、自ら派閥に属している方5.4%
・存在している“派閥”について出身校同士による“学閥”が最多で48.0%、部や課によるもの44.3%
→ 社長派・専務派などの上長が形成する“派閥”は年代が上がるにつれ上昇
・“派閥”はあった方が良いと思う52.7%理由:連帯感やコミュニケーションが取れる
・“派閥”によって円滑に業務ができないと思う50.0%
・“派閥”は出世に関わるか?「関わると思う」74.0%
・“派閥”を「抜けたい思うことがある」63.3% “派閥”同士が「敵対している」57.0%

今回の調査で派閥はあったほうがいいという考えが少々多くありましたが、派閥によって業務に支障が出るという声もあるため、なかなか難しい問題です。派閥を作るなといっても、一部で連帯感を持ち業績に良い影響を与える部分があることも事実です。一方で、派閥によって敵を作る。足を引っ張り合うなどは好ましいものではありません。今の政治もそうですが、●●派として考え方が同じ人が集まることは決して悪いことではありません。また切磋琢磨することはいい意味で刺激となります。あなたの会社に派閥は存在しますか?その派閥は業務にどのような影響を与えていますか?

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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾

【編集後記】
今年の漢字を一言で表すって案外難しいのです。私も毎年行っていますが、今はまだ決まっていません。来週、再来週ぐらいには発表できると思いますよ。

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

北出経営労務事務所

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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