トップメッセージの重要性
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。バスケの日本代表がワールドカップで初の3勝をあげ、自力でパリオリンピック出場を決めました。勝つときは、やはり強みであるスリーポイントシュートの成功確率がハンパないですね。
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株式会社リクルートが2024年3月卒業予定の大学4年生、大学院2年生を対象に「働きたい組織の特徴」のアンケートを行い、その結果を発表しました。「働きたい組織の特徴」について、「経営スタイル」「貢献と報酬の関係」「成長スタイル」「ワークスタイル」「コミュニケーションスタイル」という5つの観点に分類し、全29項目にわたり、項目毎にAとBの対立意見のどちらの考えに近いかで学生の「働きたい組織の特徴」を見ています。今回は2回目です。
「成長スタイル」について
●項目15
「A:会社のもつノウハウや型を学ぶことで成長する」「B:個人が試行錯誤を行うことで成長する」「B(26.4%)」よりも「A(73.6%)」の 支持率が高い。
●項目16
「A:どこの会社に行ってもある程度通用するような汎用的な能力が身につく」「B:その会社に属していてこそ役に立つ、企業独自の特殊な能力が身につく」「B(22.1%)」よりも「A(77.9%)」の支持率が高い。
●項目17
「A:短期で成長できるが、体力的・精神的なストレスもかかる」「B:短期での成長はしにくいが、体力的・精神的なストレスがかからない」「A(25.4%)」よりも「B(74.6%)」の支持率が高い。
●項目18
「A:周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる」「B:周囲と比べ、自分が主役として活躍できる」「B(26.0%)」よりも「A(74.0%)」の支持率が高い。
成長はしたいが、ストレスなく働きたい、優秀な方とともに汎用性のある力を持ちたいなど今の大学生の成長スタイルがわかる傾向です。
「ワークスタイル」について
●項目24
「A:オフィスはきれいで、整然としているが、個人にもそれを維持する規律が求められる」「B:オフィスは雑然としており、散らかっているが、規律にはあまりうるさくない」「B(20.1%)」よりも「A(79.9%)」の支持率が高い。
●項目25
「A:組織の目的や目標に向けて、チームで働くことが求められる」「B:自分のやりたいことを起点に、個人のイニシアティブで働くことが求められる」「B(23.7%)」より「A(76.3%)」の支持率が高い。
●項目26
「A:様々な仕事を、短期間で次々に経験する」「B:特定領域の仕事を長期間、継続的に担当する」「A(41.3%)」よりも「B(58.7%)」の支持率が高いものの、「A」も4割台と比較的高い。
●項目27
「A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「B:仕事と私生活は区別なく、一体として働ける」「B(11.5%)」よりも「A(88.5%)」の支持率が9割に迫るほど高い。
チームで働くこと、仕事とプライベートを自分でコントロールしたいという方が多いのも特徴的です。ただ、全員が全員そうだと決め付けるのではなく、違う考え方を持っている人もいるということに気づくことが大事です。
「コミュニケーションスタイル」について
●項目28
「A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」「B:ドライな人間関係で、プライベートでは関わりがない」「B(32.1%)」よりも「A(67.9%)」の支持率が高い。
●項目29
「A:コミュニケーションが密で、一体感を求められる」「B:コミュニケーションは希薄で、個人の自由に任せる」「B(23.3%)」より「A(76.7%)」の支持率が高い。
ドライな関係を求めている割合が高いですが、コミュニケーションは蜜にする。私たちも常に勉強が必要です。ぜひ人事評価制度の導入、見直しに【ミライズ】をご活用ください。社員のスキルアップや定着にも役立ちます!
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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾
【編集後記】
パリオリンピック出場を決めたとはいえ、来年の選手選考はまたこれから始まるみたいです。熱い戦いはまだまだ続きますね。