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コラム

どんな職場環境が勤続意欲に影響する?

2023年9月14日

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。スポーツの秋。バスケットボールやラグビー、野球など各地で日本代表選手が活躍しています。日本代表選手のプレッシャーは想像を絶しますが、フィジカルだけでなく、メンタルトレーニングも重要な位置づけと考えられています。スポーツの世界だけではなく、ビジネスの世界でもメンタルの重要性は最近よく言われています。心身共に健康じゃないと良いパフォーマンスを発揮できない。秋は健康診断の季節でもあります。自分の身体としっかりと向き合いましょう。

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株式会社マイナビが2023年入社の新入社員800人にマイナビ転職で、今の会社の働き方に関するアンケート調査を行いました。その中に勤続意向年数が長い方(10年以上)に対して、「どんな職場環境であれば長く働きたいと思うのか」と聞いたところ、
1位:コミュニケーションを取りながら進める仕事が多い
2位:身につけるべきスキルが明確である
3位:配属当初と比べて成長したと感じる
4位:数字的ではない目標が明確である
という回答がありました。所感では、目標や身に付けるべきスキルが明確だと「何を頑張ればいいのか」が分かりやすく、「成長したかどうか」も自ら振り返りやすくなります。成長実感は「手応え」「喜び」にもつながり、仕事の報酬として給料だけでなく精神的充足(心理的報酬)を得られるようになる。これは、人生において多くの時間を過ごす「職場選び」を考えるうえで重要なことと言えるでしょう。ただし、これらは社会人デビューしたばかりの新入社員が、当人の努力だけで獲得するのは難しい項目。上司や先輩からのフィードバックや何気ない会話によって、ぐんと体感しやすくなるものです。と記されています。時間と労力、そして費用をかけて採用した新入社員。長く勤めて欲しいというのはどの企業も思う所。しかしながら、
・コミュニケーション
・身につけるべきスキルの明確化
・成長実感
・目標の明確化
という点で考えると、自信をもってうちの会社は大丈夫と言える企業は少ないのではないでしょうか。「人的資本経営」人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方を指しますが、今一度「人材」に対しての投資を考えるべきなのかもしれません。企業文化として大事な部分と捉えて。ぜひ人事評価制度の導入、見直しに【ミライズ】をご活用ください。社員のスキルアップや定着にも役立ちます!

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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾

【編集後記】
私は春に人間ドックを受けてきました。結果は昨年より改善されている部分が多く、ひと安心。心身共に健康に働くことも自己管理のひとつとして40を超えた今実感しています。

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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