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コラム

賞与はどう決める?

2020年7月17日

テーマ:労務

コラムカテゴリ:ビジネス

おはようございます。
福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。

賞与算定

東京を中心に新型コロナウイルスの感染者が増えてきましたね。経済を再開する以上一定の感染者が増えることは仕方がありませんが、また自粛ムード、休業等になると体力的に厳しい企業が持たないという声も聞こえてきます。

無症状というのが厄介ですね。ちょっと熱っぽいなだとすぐわかるのですが、、、

さて、本日もご覧頂きありがとうございます。

今回はこの時期に多いご相談についてお届けします。


毎年この時期になるとご相談が増えるのが夏季賞与。
社員からすると賞与は嬉しいものですね。
今年は新型コロナの影響もあり、賞与の額及び賞与そのものをどうしようかと考える経営者の方も多くいらっしゃいました。

どの機関で調べてみても今年は昨年よりは厳しいという意見が多く占めました。

一つのアンケートをご紹介します。

「Yahoo!ニュース みんなの意見」
「夏のボーナスは増えた?減った?」
(調査実施期間:2020年6月17日~27日、回答者:2万5,585人)
・「増えた」13.9%
・「変わらない」20.2%
・「減った」25.1%
・「“夏のボーナス”がない」11.9%
・「ボーナス自体がない」28.9%

こう見ると、「減った」と「“夏のボーナス”がない」の合計37%で4割近い人が、昨年より減っています。

賞与の考え方が利益の配分ということであればある程度は仕方のないことかもしれません。

ただ、その中でも同じ会社の中でも賞与が増えた人と減った人の差は何でしょうか。

間違いなく会社への貢献度、会社の評価制度の中での結果です。
目の前に1000万の賞与原資があります。100人の社員がいます。
あなたならどう分配しますか?
100等分して10万円ずつ均等に支給しますか?
それとも評価基準を設けて公平に分配しますか?

ほとんどの会社が公平に分配するを選びます。
大事なことはその公平に分配する評価の基準。

同一労働同一賃金にも関係しますが、評価基準を示すことで何が良かったのか、何を改善する必要があるのかどう成長したのかがわかるようになります。

明確な評価制度は、社員の成長にもつながります。
当社では、初めて人事評価制度を導入する企業様向けに簡単、人材育成型人事評価制度の導入をお勧めしています。

もちろん、人事評価制度のブラッシュアップにもご活用頂けます。

ぜひもしご希望があればご一報ください。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、

ぜひこちらから。
https://kkr-group.com/inquirys



福井の社会保険労務士

北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社。



【編集後記】

GOTOキャンペーン。感染拡大の影響から

東京を目的地とする旅行や都内の旅行、都内居住者の

旅行は当面、補助対象から外されました。

なかなか複雑ですね。

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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