心を守るバウンダリーの作り方:他人の感情に支配されないために
ケアラーさんに届けたい「こころのいろは」
心のケアを担うあなたに贈る、3つのメッセージ
ケアラーは、やらなきゃいけないことがいつも山ほどあります。
介護や看病だけでなく、他の家族のこと、自分自身のこと、そして未来のことまで——。
それに加えて、
「もし○○だったら…」
「○○と思われたらどうしよう…」
という不安や迷いも、絶え間なく湧いてきますよね。
私もケアラーなので、お気持ちよくわかります。
だからこそ、何が大切で、何を守るべきかを見極める「こころの軸」が必要なのです。
今日はそんな“軸”を整えるヒントとして、「こころのいろは」を3つ、お届けします。
「い」:イメージしよう。家族みんなで笑い合える毎日。
つらい状況の中でも踏ん張れるのは、
「家族みんなで笑い合える日々をもう一度」と願っているからではないでしょうか。
でも、頑張り続ける中でふと
「私は何のためにやってるんだろう…?」と、わからなくなってしまう瞬間もあると思います。
そんなときこそ、“言葉”ではなく“イメージ”の力を借りてみてください。
昔、みんなで笑った場面や、温かな時間を思い出してみましょう。
アルバムを開いてみてもいいし、記憶の中の一場面でも構いません。
そのときの自分が感じていた安心感や嬉しさを、思い出してみてください。
今のあなたの頑張りは、あの時間を取り戻すため。
そう思えたとき、目の前の家族は「ケアすべき相手」ではなく、「一緒に未来を築く仲間」に変わっていきます。
そして、「自分ひとりで頑張らなきゃ」という孤独からも、少しずつ解き放たれるはずです。
「ろ」:論より体験!今感じている思いが、一番大事な“真実”
つらいとき、悩んでいるときほど、「正解」が欲しくなりますよね。
ネットで方法を調べたり、本の通りにやってみたり——。
「こうすれば気持ちが軽くなる」と書かれていれば、無理にでもそう感じようとしたりします。
でも、本当に大事なのは「今、自分が何を感じているか」。
マニュアル通りにいかなくて当たり前です。
感情も、家族関係も、千差万別ですから。
だから、あなたが今感じている「つらさ」「もどかしさ」「怒り」…それこそが、あなたにとっての“真実”。
ノウハウも大切です。
けれどそれ以上に、自分の中にあるリアルな思いを否定せずに受け止めること。
それが、次に進む力になります。
「は」:はみ出したっていいじゃん!自分たちだけの未来を創ろう
家族の誰かが心の病を抱えると、
「普通の家庭ならこうなのに」
「うちは“ちゃんと”できていない」
そんなふうに思ってしまうことがあります。
でも、その「普通」って何でしょう?
ただの多数派に過ぎません。
大切なのは、「多数派」に合わせることではなく、「自分たちの最適な形」を見つけること。
時にそれは他の人と違って、はみ出して見えるかもしれません。
でもいいんです。
自分たちだけの未来を、自分たちのペースで築いていけばいい。
その選択には、ちゃんと価値があるのです。
まとめ:がんばるあなたへ——「正しさ」より「らしさ」を大切に
ケアラーとして日々奮闘するあなたに伝えたいのは、“正しくある”よりも“自分らしくある”ことの大切さです。
◆イメージを持って、今を踏んばる力にする
◆自分の感情を大切にする
◆「普通」にとらわれず、自分たちの未来を選ぶ
どれも簡単なことではないかもしれません。
でも、あなたの「こころのいろは」が整っていくことで、ほんの少し、毎日が優しく、柔らかくなっていくはずです。
どうか今日も、あなたがあなたを大切にできますように。
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