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≪12月前に≫心を「冬仕様」に変えよう

2022年11月19日

テーマ:心の保ち方

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

心の冬仕様

少しずつ秋から冬に近づいていくのを実感する毎日。
天気予報や起きた時の肌感覚で、昨日より厚めのセーターやコートを準備したり、コンビニでは「あたたかい飲み物」を買う回数が増えたり。

体だけでなく、心も冬へ向けて仕様を変えてみてはどうでしょうか。

1.冬季うつはばかにできない

誰にでもやってくる「冬」がうつ病の引き金になる、というのは、考えてみると怖いものですね。

「冬季うつ」とは、冬になって日照時間が短くなり、特に寒さが強い地域では外に出て陽に当たる機会が減ることでセロトニン生成に影響が出て、うつ病のような睡眠障害・食欲の変化が起きることです。
冬になったことが原因ですので、春になれば自然に改善されていきます。
どちらかというと女性に多いと言われています。女性は寒さに弱い人が多いので、温かい服装を心がけていても、無意識に外出を避けてしまい、太陽と遠くなってしまうのかもしれません。

春になればよくなるなら、心配しなくても……、と思われるかもしれませんが、うつ病の症状は「そのうち治る」と放置するのは難しいほどしんどいです。
または、元からストレスが過大だったり疲労がたまっている場合は、冬になったことが引き金になってしまい、そのまま気分障害へと繋がってしまうこともあり得ます。

2.冬になることで起きる心の変化

①孤独感が増す

冬は年末年始、お正月、クリスマス、忘年会・新年会、成人式、バレンタインなど、他の季節よりも盛り上がりやすいイベントが目白押しです。
こうしたイベントは商機でもあるので、様々な業界でプロモーション(販促)が激化します。
外へ出ればあちこちで看板や広告、モニュメントを目にするでしょう。
それによって楽しい予定が入るのはいいことですが、逆に「自分には関係ない」と思うことで、他の季節には感じない孤独感にさいなまれる人も増えてしまいます。

②「師走」「年末」などの急かしワード

12月は「師走」、元は仏事などでお坊さんが忙しくなることから来た言葉だそうですが、「走」という文字が、必要以上に人の気持ちを急かします。
急ぐ必要がないのに急いで何かを終わらせないといけないような気がしたり、必要ないものを買い込んでおかないといけない気分にさせられます。
それによって無駄な出費や疲れをため込んで、そういう自分に落ち込む…、というケースもあります。

③1年が終わることへの危機感と新年への過剰な期待

時間は貴重です。「今日」という日は二度と来ません。それは事実です。
といっても、1年は1年だし、12月31日と1月1日は連続した「1日」にすぎません。
にもかかわらず、新しいことは新年以降、今やっていることは年内に終わらせなければいけない、という謎の区切りに縛られすぎてしまいます。

3.自分で出来る心の冬仕様

①先ばかり見ない

予定を立ててその通りに過ごして何年も先まで計画を立てることは、とても楽しいです。
しかし、「やらなければならない」ことでもありません。
必要性がないのに、回りに急き立てられて先ばかり見ていても、得られるのは焦りと不安だけです。
まずは「今」「現在」「この瞬間」をじっくりたっぷり味わって体験しましょう。

②無理にものを捨てない

年末は大掃除をする人も多いと思います。
しかし、「捨てなければ」と思って、何でもかんでも捨てることがいいことだ、と思って実行すると、はたと冷静になった時に後悔するかもしれません。
また、すっきり片付いて広くなった部屋を見渡して、逆に淋しさを感じる人もいます。
お掃除は大事ですが、むやみやたらと物を捨てる必要もありません。

③無理に新しい関係を求めない

寒くなると恋人がほしくなる、という歌が、昔あったような(無かったような……)。
立て続くイベントの中で、自然とそういうお相手が出来るなら別ですが、無理矢理作るのは後悔と事故の元です。
普段から一緒に居る家族、友人、知人、同僚を、いつも通りに大切にしましょう。
そうすることで、特別な何かをしなくても、自分の周りには自分を温めてくれる人やモノや機会がいくつもあることに気づきましょう。


冬仕様、と言いましたが、何かを追加する必要はありません。
むしろ、普段はやらないことをたくさんやるよう、世間が追い立ててくるのを、上手に躱しましょう。
そして普段通りに、今でも普通に持っているものに気づいて感謝しながら過ごしましょう。
冬を特別視しないことが、「心の冬仕様」です。

この記事を書いたプロ

西岡惠美子

精神障害者とケアする人を支えるライフカウンセラー

西岡惠美子(惠然庵(けいぜんあん))

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