英検1級道場-覚悟はあるか? 受講希望者への問い
英語は楽しく勉強しましょう!
これは、英検1級道場で私が大切にしている基本方針の一つです。
もちろん、英検に合格するためには努力が必要です。
単語を覚える。長文を読む。リスニングをする。要約や英作文を書く。
しかし、苦しい勉強だけで長く続けられるでしょうか?
人間は、楽しいことや興味があることなら自然に続けることができます。
「継続は力なり」英語学習でも、まさにその通りです。
だから私は、どうすれば英語を楽しく勉強できるかをとても大切にしています。
■イグ・ノーベル賞も立派な英語教材です!
先日のレッスンでは、イグ・ノーベル賞の授賞式の映像を見ました。
イグ・ノーベル賞は、「ノーベル賞のパロディ」とも呼ばれ、ユーモラスで一風変わった研究や発明に贈られる賞です。
今回取り上げた日本人研究者の研究テーマは、なんと、
「牛にシマウマのような縞模様を描くとどうなるか?」
研究チームは、黒毛和牛にシマウマのような縞模様をスプレーで描くと、普通の牛に比べて吸血昆虫が寄ってくる数が約半分になることを発見しました。
一見すると笑ってしまいますが、実は、牛の血を吸う昆虫による病気の媒介という、畜産農家の現実的な問題から始まった真面目な研究です。
■授賞式がまた面白い!
さらに面白かったのが授賞式です。
受賞者の小島智樹氏は、自分自身が牛になったつもりで研究成果を紹介しました。
イラストの昆虫が周りに集まってくると、服を脱ぎ、その下から縞模様のシャツが登場!
すると昆虫が近寄らなくなるという研究成果を、自分の体を使ってユーモラスに表現し、会場を沸かせました。
映像はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=kGdCB9FGLuU
■笑っているうちに英語を勉強している
こういう教材を使うと、自然に興味が湧きます。
「なぜ牛に縞模様を描いたの?」
「本当に虫が減るの?」
すると、英語をもっと聞きたくなる。
聞き取れなかったところを確認したくなる。
知らない単語を調べたくなる。
気がついたら、リスニング、リーディング、単語の勉強をしているのです。
これが大切だと思います。
■英検の過去問だけが英語の勉強ではありません
英検に合格するには、過去問を解くことも必要です。
しかし、英語は試験科目である前に、世界中の人が実際に使っている言葉です。
ニュース、映画、小説、音楽、スポーツ、科学、歴史――自分が興味を持てるものなら、何でも英語教材になります。
野球が好きなら、英語でメジャーリーグを見る。
音楽が好きなら、好きな歌手のインタビューを英語で聞く。
科学が好きなら、科学ニュースを英語で読む。
「英語を勉強するために興味のない教材を我慢して読む」のではなく、「自分が知りたいことを、英語を使って知る」。
この発想が大切です。
■「厳しい」と「つまらない」は別物です
英検1級道場では、もちろん英検合格に必要な厳しいトレーニングも行います。
間違いは指摘します。単語が足りなければ覚えてもらいます。必要なら下の級まで戻って基礎からやり直します。
しかし、「厳しい」と「つまらない」は別物です。
一生懸命勉強することと、楽しく勉強することは両立します。
楽しい → 続けられる → 力がつく → もっと楽しくなる。
私は、この好循環を作ることが大切だと思っています。
今回のイグ・ノーベル賞も、その一例です。
牛に縞模様を描く。
研究者が牛になりきる。
みんなで笑う。
でも、そこで使われているのは本物の英語です。
笑いながらでも、英語は勉強できます。
英検1級道場では、英検合格という目標をしっかり見据えながら、こんな楽しい教材も積極的に取り入れています。
英語は楽しく学びましょう!
それが長く続け、確実に力をつけるための一番の方法だと私は考えています。


