英検1級道場ー通訳ガイド試験の思い出を話します―面接者の度肝を抜く面白企画!

山中昇

山中昇

テーマ:体験記

先日、元受講生の活躍についての記事を掲載しました
現役の小学校の英語担任の先生が英検1級に3回合格し、通訳案内士試験にも合格した体験談です
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5215757/

インタビューしながら、私自身の通訳ガイド試験受験について思い出しました

私の体験は以下の通り
通訳案内業免許証 2001年1月17日発行
通訳案内士登録証 2007年3月12日発行

2つを持っている理由は、通訳案内の資格の運営母体が変わったためです
試験内容にも変更があったので、受けなおし、第1回目の試験で合格しました

2000年4月から週1回専門学校に通い、通訳ガイド試験の準備をしました

当時は最終合格率が5.3%
英検1級合格者の50%が通訳ガイド試験に合格
逆に、通訳ガイド試験合格者の50%が英検1級に合格
通訳ガイド試験はかなり難解な試験と位置付けられていました

面接では、必ず、自分の現住所のことについて質問されます
そのために、当時住んでいた埼玉県草加市の名物、草加せんべいを使って面接者の度肝を抜く作戦を立てました



手焼きの草加せんべいの中で最大、直径20センチのものを2枚用意し、鞄の中に準備
面接が始まり、お決まりの質問
「今日はどちらからいらっしゃいましたか?」
という問いかけに対し、おもむろに鞄から煎餅を取り出し
「この煎餅の生産で有名な所からきました。1枚いかがですか?」

全員大爆笑!
試験モードからはずれて、和気あいあいと、座談会のような雰囲気で進みました

退出するときに、2枚あるので置いていきましょうかと話したところ、
さすがに断られました

結果は、一発合格でした

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このような経験があり、都内のある学校で英検1級と通訳案内士試験の授業を一部担当することになりました

通訳案内士試験に変更になったあと(2006年)、授業終了後、ある受講生から相談がありました

「先生、明日の試験ですが、日本舞踊の指導があり、すぐ後に面接があります
 着替える時間がなさそうなのですが、どうしたらよいでしょうか?」

「着替える必要はありません。そのまま面接に行ってください
 外国人の面接者は、あなたの着物姿を見て驚くはずです
 本物の着物に感心するでしょうから、そこでこう言ってみてください
 『私は日本舞踊を教えています。踊ってみせましょうか?』」



踊りはしなかったものの、想像通りの展開になったそうです
もちろん、堂々と合格となりました

「先生に言われた通りにしたら、合格しました
 ありがとうございました」

先日の記事で、岡田さんが書いておられたように、この試験は人物を見るということです
歴史や地理の知識も大事ですが、何よりも大事なのは、ガイドする人の人間性
ガイドされるお客様にどれだけ気を配ることができるか、という部分を見るということです

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これとは別に、2008年の春、秋に2回連続で国連英検特A級に合格しています
当時、英語の3大難関試験に3つとも合格したことになります
英検1級、通訳ガイド試験/通訳案内士試験、国連英検特A級
(注:国連英検は2025年度で廃止になりました)

ところが、その後は、英検1級合格を続けること以外は新しい分野の挑戦をしていません
その点に関して、岡田さんのことをうらやましく思います

いずれにしても、挑戦を続けることは大事です
あらためて思いました

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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