英検1級道場-訳さないでください! 要するにどういう意味ですか?
英検準1級、2級の読解問題・リスニング問題には、心理学を扱った記事が多く見受けられます
いわゆる一般常識と言われる内容をくつがえすような記事が紹介されており、とても興味深いものが多くあります
例えば、人間は知り合いよりも、初対面の人に対して個人的な悩みを話す方が満足度が高い、などと言った、少しびっくりするような内容がとりあげられています
最近、下記の本を購入しました
『10秒で人を操る心理術ー思い通りに人を動かす62のメソッド』
(著者:内藤誼人、PHP文庫)
表題の通り、62のテーマを取り上げていますが、
英検の試験問題と出所が同じではないか、と思われるものが10ほどありました
元々の出典は、スタンフォード大学、ハーバード大学、コロンビア大学などの心理学研究グループの論文をもとに編集したものだそうです
英検の読解・リスニング問題には、サイエンスやネイチャアなどの最新の情報を収録した雑誌からとってきているものが多く見られます
つまりは、英検の記事を読むと、知識や教養が広がり、大いに勉強になります
ある意味、すばらしい参考文献だと言えます
逆に言えば、知識量が乏しく、一般常識にとらわれていると、正解することが難しいと言えるのではないかと思います
英検の勉強は、英語力の向上だけでなく、教養も高めるためにも最適だと断言できます



