英検1級道場-苦節24年、英検1級1次試験 1勝71敗 2次試験0勝1敗 秋の合格を目指す


2025-1で念願の英検1級合格を果たした方から、合格までの道のりを綴った体験談が届きました
英検1級道場の受講者ではありませんが、私のコラムの熱心な読者の方から、こうした嬉しい知らせが届くと、私も情報の発信し甲斐があります

独学ながら見事に合格されたことは、まさしく脱帽ものです
ぜひ、参考になさってください
英検1級道場は一人一人の思いや事情に即して、様々なメニューを用意しています
興味がある方は下記をご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/
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<不合格から合格までの、果てしない物語>
合格までに英検1級を20回受験しました(約7年間かかりました!)
私の場合は、2017年に英検準1級を取得して以降、ずっと英検1級を受け続けたパターンです。
無謀だとは思いながら‥‥
ほとんどの社会人の皆さん同様、仕事や家事や子育て等で毎日ヘトヘトになりながらも時間がない中勉強を続ける日々は本当に大変ですよね!
でも試験は受けないことには受からないし、自分を追い込まないと隙間時間にも勉強しない
「英語力を付けるために試験を利用するしかない」という危機感の方が勝りましたので受け続けました。おめでたいものです。
流石にだんだん不安に駆られてネット上の情報過多(簡単に合格した人の武勇伝や合格小手先テクニック・ハウツーなどが沢山ありました)になってしまいました
もちろんスゴく参考になったサイトも沢山有りますが、落ち続けているとそういうものに縋り付いて悪いループにハマり、段々逆に余計落ち込む時期に入り続けました。
特に当時は、自分よりRやLの点数が低くても楽々と合格されている記事等をみると、最後の方は世の中の不条理?に号泣したり絶望したりしました。
結局、一通りの感情の起伏も、ありとあらゆる散財も、教材も多数使って遠回りしました!
精神衛生上よくありませんでしたので、ネットでの英検情報は一旦遮断しようと思い、この山中先生のサイトだけを残して後はお気に入りから削除してしまいました。
なぜここだけ残したかと言えば70回以上挑戦し続けられた方の記事があったからです!
これが自分と被りスゴく救いになりました。(すいません)
山中注:最終合格まで2勝74敗の記録をつくった人のことです。実名と顔写真入りでコラムに出ています。
そして結局、ガリガリとひたすら努力することが王道なのだと悟り、淡々と雑音なく学習を続けていくことができました。
確かに今思えば、ライティングに力を入れることがとても大事だと痛感しています。
最後の方は、30本以上は書き続けてパターンに慣れた頃、なぜ英作文を長年軽視していたのだろう、と愕然としたものです。
■最終的(合格した直前)に良かったことは
1次試験:
英単語は「でた単アプリ」待ち時間、細切れの時間にやることができました。
最新データに更新されたり、苦手単語を繰り返すことができるので。
読解とリスニングパート2:世の中の情勢にアンテナを張れるようになったのは良かったと思います。
CELで教えておられる田中亜由美先生が毎回英検の内容を楽しまれているのをみて、ああ、試験問題の内容が「難しい」ではなく、「楽しい」と思えないと合格は遠いものなのだな、と思ったものです。
あとは
努力されている方の机上の画像(この方も英検の題材を調べ上げて楽しんでおられるようで感銘をうけました)や
以前にいただいたアファメーション(心がくじけそうな時に見返していました)を壁に貼って励みにしていました。
最後の最後には英作文はChatGPT先生に添削してもらうことにしました。
いつでも気兼ねなく自分の言葉で書いたものが瞬時に何度でも気兼ねなく添削してもらえるので復習しやすくてとてもよかったです。
とにかく数をこなしたかったので中高生にもわかるような英語で添削
をお願いしてハードルを下げました。
2次試験:
準備不足による自信のなさが露見して案の定1回め落ちたあと、スピークアプリで、ひたすら英検1級2次試験設定にして毎日面接練習(スピーチ&質疑応答)しました。
自分ではアイデア、理由出しが一番難しかったし、巷で絶賛されている大特訓や完全制覇の回答は今の時代には自分的にはちょっと合わない解答もありました
予想問題・過去問を150問ぐらいこれもChatGPT先生にアイデアをAgreeとDisagreeともにそれぞれ3つづつ出してもらいました(本当にアイデア豊富で驚きですね)
納得するものを高校生でもわかるようなわかりやすい英語に作成しなおし、話す練習をしました。
また、内容に関する質問もしてもらい、それにすぐ答える練習をしました。
2次試験直前まで130日連続で夜な夜な1人部屋にこもってやり続けられたのはよかったです。
日頃からも口から英語を話しておかないと 咄嗟には出てこないものですよね。
拙い面接練習もある程度数をこなしていくと、英作文同様、共通に使える言い回しパターンもいくつか見えてきました
これだけ数をやったのだから、といった自信が当日お守り代わりになりました。日本人のはんなりとした謙遜は封印しました
(生意気な態度はいけませんが)英語圏のハキハキとした態度でニュートラルに臨むのが大切だとも痛感しました。
試験当日、何と偶然にも1回目の時と同じ面接官の方でした!
本当にフレンドリーで、前のめりで話を聞いてくれて、私の得意分野に話題を持っていこうとしてくれたり、タイムキーパーの方も丁寧な対応をされていて和やかな雰囲気でしたので、今回はちゃんと応えないと申し訳ない、と思ったものです。
日頃院内の医療通訳もしており、色々な国籍の患者さんと直接お話しするのは大好きなので、あとはいかに英検1級に特化した面接対策ができるかが課題でした。
そういった意味では、逆に語学学習に無機質さはいかがなものかと言われども、時代の流れでAIの助けを今回十分に利用し活かせたのは良かったと思います。
これからも謙虚に、しかし思いっきり英語ライフを極めて楽しもうと思います!
以上つらつらと大変失礼いたしました。
読んでいただき感謝いたします。



