英検1級道場-2次試験結果に泣き笑いあり
2025-1英検で9回目の英検1級合格を果たした、現役受講者からの2次試験体験記です
この受講者は2017年6月に駆け込んでこられたのですが、英検1級1次試験8連敗の状態でした
熱心な受講が実り、合格したのですが、レベルを維持向上する取り組みを続け、今回の2025-1で9回目の英検1級最終合格を果たしました
現状に満足することなく、常に向上心に燃える姿には感服します
英検1級道場は一人一人の思いや事情に即して、様々なメニューを用意しています
興味がある方は下記をご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/
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二次試験前は十分な勉強時間が確保できませんでしたが、自分なりに、根拠・理由・背景知識を整理して臨みました。今回も山中先生のご指導のおかげで、無事に合格することができました。心より感謝申し上げます。
本試験直前には、山中先生とのレッスンで予想されるトピックについて論旨を整理し、意見交換を行い、時事問題に関連したシミュレーションも実施しました。その後、オンラインの「バリューイングリッシュ」で7回の模擬面接練習を行いました。
面接で常に意識したのは、スピーチ時間の管理と、Q&Aでどの質問に対しても自分の知識や情報を汎用的に活用することです。
たとえば、テクノロジーに関する知識は、経済・環境・教育・紛争・医療・グローバル化など、幅広い分野に応用可能です。
スピーチが不十分でも、Q&Aで補えるという意識を持つようにしていました。事前の心構えが何よりも重要だと感じました。
今回も前回同様、横浜山手中華学校(石川町)で受験し、午後の第1グループでした。
面接官は、イギリス英語を話すネイティブスピーカーと、日本人のイギリス英語話者の女性でした。
トピックは選択肢②
"Is it the responsibility of schools to educate students on ethical issues related to social media use?"
私は「学校と家庭の両方で教育すべき」を選びました。
論旨は以下の通りです:ethicalの理解を広くするという前提を入れました
学校の役割:
ネットいじめが原因で自殺者も出ている深刻な問題であり、場合によっては犯罪にも該当します。したがって、学校ではデジタル・リテラシーの教育が不可欠です。
家庭の役割:
親が日常的に関わり、SNS中毒にならないように使用時間などを注意深く見守る必要があります。
Q&Aでは、以下のような質問がありました:
Q 具体的にどのようにモニタリングするのか? 学校が個人を監視するのか?
A 理想的ではありますが、現実的には難しいため、専門家によるモニタリングが現実的です。
不適切な言葉を検出し、倫理的に問題のある投稿を追跡。
IPアドレスなどから投稿者を特定し、必要に応じて連絡する体制を提案しました。
Q それはプライバシーの侵害では?
A確かにその懸念はありますが、場合によっては命が関わる問題でもあり、プライバシーよりも優先されるべき状況もあると考えます。
Q 親はどのように関わるべきか?
A子どもが利用しているコンテンツを確認し、危険なアプリやSNSにアクセスしている場合は注意を促します。たとえば、オーストラリアでは一定年齢以下の若者にSNS使用制限を設けるなどの事例もあります。
親子でSNSの利点・問題点について話し合うことが大切だと答えました。
時にはデジタルデトックスも必要と言いました。
Q 学校の教師ができることは?
A まずはSNSのメリットとリスクを教えること。そして、デジタルネイティブ世代に対して、適切なコンテンツの選び方を含むデジタル・リテラシーを指導することが重要です。
Q {もし自分が教師ならどうするか?」という質問(途中で試験終了)
A 生徒がつらい思いをしているときには共感し、その気持ちを共有して理解するよう努めます。時には励ますことも必要です。これはAIやテクノロジーにはできない、人間にしかできない対応だと思います。
今回最初から最後まで、気持ちよく話すことが出来て自分でも驚いています。
様々なお話をさせていただきましたが、トピックから外れてしまった内容もあったかもしれません。また、単語の言い間違いもありました。
試験後、帰りの電車の中で反省し、少し落ち込む気持ちもありましたが、今回も「よく頑張った。本当に楽しかった」と自分を褒めたいと思います。



