英検1級道場－2016-3で1級に合格した元受講者からの投稿を紹介します
2025-2英検1級2次試験を突破した受講生から体験記が届きました
4人目です
嬉しいニュースが続いています
ここにシェアしてます
今回の投稿は、当たり前のことを当たり前にやり、通るべくして合格した！ という見本です
英検1級道場は一人一人の思いや事情に即して、様々なメニューを用意しています
興味がある方は下記をご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/
＜英検1級2次試験を突破するまでの軌跡＞
今回、山中先生のご指導のおかげで、英検一級の二次試験を突破することができました。
過去を振り返ってみます。
【英検一級を目指したきっかけ】
・育児と仕事で忙しい日々が続いていたが、少しずつ落ち着いてきて、自分の時間ができるようになった。
・40歳を機に、何か目標を立ててチャレンジしたいと思った。
・自分が好きだったことは海外旅行と、英語で外国の人と交流すること。
映画、スポーツ、海外ニュースも字幕無しで英語がそのまま理解できたらいいなと思った。
・大学生の時に準一級を取得していたので、基本的な英語の知識があった。
・通訳案内士に挑戦しよう！と調べたときに、英検一級があれば期限無しで英語試験免除の権利があることを知った。
TOEICは2年限りなので、英検一級にチャレンジしようと決意した。
・YouTubeで英語のチャンネルを見ていると色々な体験談が出てきて、自分もやればできるかもしれないと思うようになってきた。一次試験は、独学でまずやってみようと決意した。
【試験結果】
2024年1回 一次不合格 1964 G1-3
2024年2回 一次不合格 1998 G1-2
2024年3回 一次合格 2058 G1+2 
2024年3回 二次不合格 582 4/5/6/6 21/40点 G1-1
2025年1回 二次合格 627 7/8/8/8 31/40点 G1+1
【一次試験で苦労したこと】
◆リーディング
単語力が相当弱かった。パス単を見てもなかなか覚えられず苦労した。机に座って勉強する時間がほとんど取れなかったので、アプリを使って隙間時間に繰り返し繰り返し単語テストをした。
読解もそれほど実力がなかった。試験対策本だけではなく、英字新聞のアルファ、CNN、BBCのアプリで英字新聞を読んで単語を調べるようにした。しかしそれほど伸びず、合格時も4つの単元の中では57%のB2で一番足を引っ張った。
◆リスニング
元々一番得意だったので、7割以上は常に取れていた。通勤時間で英語のPodcastを聞いて理解することを習慣化した。合格した回では85%取れて、苦手な読解をカバーしてくれた。
◆ライティング
それほど準備できずに受けた初めての試験で意外にも点が取れたので、意外といけるのかも？と手応えを感じた。要約は文をコピーせず、要旨を別の表現でパラフレーズしていくことを意識した。
作文は、一級用の文の型を覚えて、理由を3つ考え、よく使われる単語を覚えた。合格回ではたまたまメディアの自由度に関するもので、過去やったことがあったので75%。運もよかった。
結果、3回目のチャレンジでギリギリ一次試験に合格することができました。
【二次試験1回目(不合格)】
合格発表から準備が2週間しかない中、参考書を読む程度でほとんど手付かずだった。気持ちもフワフワしていた。
当日はとにかく緊張で固まってしまった。
試験官が非常に聴き取りにくいイングランド訛りの女性＋厳しそうな表情の日本人女性だったので、緊張に拍車がかかった。
トピックを5問読む余裕もなく、一番上の1問目を選んだ。
「開発途上国からの頭脳流出はその国にとっての損失か？」
という内容だったが、理由も具体的なイメージも浮かばず、1分もスピーチできず途中で無言になる始末。
結果、4.5.6.6＝21点で惨敗。
【不合格からの学びと対策】
不合格後、山中先生にレッスンを依頼し、敗因を分析
していただいた。
・トピックを5問読めていない。
・テーマに関する基礎知識がない。
・1分間でテーマを選んで2つの理由を考えられていない。
・発音はそれほど悪くないので、スピーチとインタラクションが良ければ、文法・語彙と発音も自然に引っ張られる。
・参考書は難しすぎるので、それを覚えるのではなく、理由を2つ日本語で考えて、自分の英語でいうことを徹底する。
・難しい単語を無理に使わなくてもいい。
・過去問53問を見直し、理由を日本語と英語で考える。→これが本当に役立ちました。
そこから、日常のニュースにもアンテナを張るようになり、国内・海外の事象に対して自分の意見を持ち、英語表現を調べる習慣ができました。
実戦は、山中先生に何度かしていただいた後、Camblyを以前から利用していたので、イギリス訛り、オーストラリア訛り、南アフリカ訛りをあえて積極的に選ぶようにして、アメリカ英語以外の発音の苦手を克服しました。英検のテーマを選んで模擬質問も何度か実践しました。
その他の日々の習慣
として、
・チャットGPTで過去問のトピックを英語で質問しまくる。
・出てきた例文をメモにコピーし、隙間時間に論旨と表現を記憶する。とにかく隙間時間の勉強を有効活用しました。
・机に座る時間がなくても、Podcastも海外ニュースもYouTubeもチャットGPTも無料で24時間利用できる環境だからこそできたと思います。本当に便利な時代だと痛感します。
【二次試験2回目(合格)】
・アメリカ英語の男性と優しそうな日本人女性面接官で、まず緊張がほぐれました。
・カードには癖のあるトピックが少なく、General内容が多かったので
「人々のモラルは悪くなっているか？」というトピックを選びました。
・スピーチもインタラクションも止まることなくスムーズに会話が弾んだので、前回より大きく前進できたと思いました。
・インターネット上の誹謗中傷、都市化によって関係が希薄になり人の目の監視機能がなくなっている、スマホに依存しすぎて、運転中、歩行中にもスマホを常に見ている人がいる、パーソナライズされたサービスに慣れすぎて自己中になっている、等、日常生活の具体例で話すことができました。
・使った英語は簡単な表現ばかりでしたが、結果は合格。7/8/8/8＝31でです。前回より10点も伸ばすことができ、本当に嬉しかった
【二次試験対策で痛感したこと】
・過去問が非常に重要。過去問トピックの焼き直しが多い。
・1分でトピック5問から1つ選んで理由を2つ考える、2分でスピーチする、時間感覚の訓練が重要。
・参考書は本当に参考程度。自分で考え、自分で使える英語表現が重要。
目標だった一級に合格できましたが、自分の英語はまだまだだと痛感しています。
ようやく上級の入り口のスタートラインに立てたかなという気持ちです。
これからも趣味として楽しみながら、英語学習を継続していきたいと思います。
山中先生、本当にありがとうございました！
