英検1級道場-1次試験1勝71敗、2次試験1勝3敗でついに合格!イーオンのホームページで紹介

2025年度第1回で2次試験を突破し、見事に英検1級合格を果たした受講生から体験記が届きました
皆さんの参考になるよう、ここにシェアします
この受講者はこれで満足することなく、英語学習の幅を広げることを目的として、マンツーマンレッスンを継続なさいます
英検1級道場は一人一人の思いや事情に即して、様々なメニューを用意しています
興味がある方は下記をご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/
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<合格までの道のり>
自分は地方在住のアラフォーの医師です。
今回晴れて英検1級に合格することができました。これまでを振り返ってみます。
学生時代は英語は得意科目でした。
帰国子女ではなく、英語圏滞在は交換留学の5週間が最大ですが、高校生で英検準一級取得し、大学生時代にはTOEIC 890でした。
しかしそこからが難しく、複数回チャレンジしましたが英検一級は一次試験を突破できず、TOEICも900を越えることはできませんでした。
その後医師になり、日々の忙しさの中で英語を使うのはたまに英語論文を読む時くらい、となっていました。
転機となった出来事は二つあります。
一つ目は、医師になり数年以上が過ぎ、仕事にもなれ、時間もできたことで、アメリカの大学のオンラインの公衆衛生のコースを履修しはじめました。
最初は英語をかなり忘れてしまっており、universityの綴りも怪しいほどでした。
しかし、授業の受講、英語でのレポート提出などを経るなかでだいぶ鍛えられていきました。
二つ目は、仲の良い友人が留学を目指すことになり、その友人に誘われて一緒に各種英語試験をうけることになりました。このなかで、十数年ぶりに、英検やらTOEICやらを受験しました。
十数年ぶりに受験した英検一級で初めて一次試験に合格し、二次試験対策として、ネットで検索し、山中先生にお世話になることになりました。またほぼ同時期にTOEICも900を超えました。
2025年3月、山中先生に二週間お世話になって受けた二次試験1回目はスピーチの点が低く不合格。
その後本格的に二次試験対策を開始しました。
週一回、30分〜45分で、山中先生と途中からはもう一人の先生にも交互に対策していただきました。
仕事が忙しいときは週一回のこの時間以外に十分勉強時間が取れない時もありましたが、この時間および予習復習を頑張りました。
二次試験対策として行なったのは以下です(一部は一次試験対策から継続)。
・語彙:アプリmikan
・文法など:Z会の社会人向けTOEIC講座
・山中先生からの過去問:少なくとも日本語で二つ理由が言えるように、2〜3周通しました。
一番効果的だったと思うのは、自分の得意な分野に引き込む作戦です。自分は経済やエネルギー分野が弱く、医学や生物分野などは得意だったので、医学や生物分野にからめて話をするように対策しました。
これが本番でも功を奏しました。
・The Japan Times出版「最短合格!英検準1級・面接完全制覇」:山中先生にお薦めされましたが勉強になりました。1級の二次試験において、自分の考えの理由を言う際や質疑応答で突っ込まれた際に、準1級二次試験の4コマ漫画の内容が非常にヒントになると感じました。
・その他:Otterという英語文字起こしアプリを使用し、自分の話した英語がきちんとアプリに聞き取ってもらえているのかを確認しました。
Deep L も使用しました。Google翻訳より自然な日本語、英語を作ってくれるように感じ、スピーチ下書きなどで使いました。
直前期には生活のなかで感じたことをすぐ頭のなかで英語に言い換えられるか練習しました。
・山中先生にはアドリブに近い演習、もう一人の先生にはあらかじめ準備したお題に対しての演習と、先生によって内容を変えていただきました。
【二次試験記】
二回目の二次試験は前回と同じ試験場でした。
指導を受けた先生と思われる方とすれ違ったような気がして少し緊張がほぐれました。
今回は試験官は男性2人、ネイティブ男性がリードする感じでした。
前回落とされた日本人女性試験官は廊下ですれちがいましたが違う部屋でした。
自己紹介は勝手に話して、というかんじで特に質問もされませんでした。
選んだトピック
Agree or disagree Public service can be provided better by private companies than the government
山中先生の教えを思い出し、医学の話とからめて解答しました。
スピーチ
この考えには不賛成である。自分は医師なので、医療の観点から話すと、日本は公共の社会保障のシステムがうまくいっている。
それは、国民皆保険、年金など。またワクチンのシステムなども国、公共により供給されている。
もしこれらを私立会社がやるとすると、利益にならない部分はやめてしまうおそれがある。
日本のシステムを考えるとこの考えには不賛成だ。
Q&A
Q 私立病院なら最先端の医療をうけられると考える人もいるのでは?
→日本のシステムでは、日本のどの病院にかかっても、それが私立であれ公立であれ、ある一定の医療を提供されることになっている。
Q たとえば特に力をいれるべきだと考える公共事業は?
→ワクチン接種。公共のワクチン事業によってワクチンで予防可能な疾患たとえば麻疹などを効果的に予防可能
Q 上は他の国でも同様か?
→他の国でもワクチンはぜひ同様に力をいれるべき。たとえば最近の例では、これは外国人からだったようだが、アメリカで麻疹のアウトブレイクがあり、公衆衛生的に問題になった。ワクチンのカバー率が低いとこのようにワクチンで予防できる疾患が問題になる
Q 日本では麻疹ワクチンは?
→必須ワクチンの一つだか残念ながら受けたがらない人々は一定数いる。副作用をおそれたり、残念ながらフェイクニュースによりワクチン忌避する場合もある。
Q 私立企業によってうまくいく例は考えられるか
→例えばオプショナルな部分、美容形成などは私立がうまくいくかと。
結果、今回は、Speech 5(前回4)でしたが、Interaction 9、Grammar and vocabulary 9などが高得点で、合格を果たすことができました。
なお、勉強している中で、あるとき、簡単な内容であれば言いたいことを英語の別の表現で言えるかもなと感じたことがあり、これは一級受かるのではないかと根拠なく感じたことがありましたが、無事合格してよかったです。
今回、一級合格という一つ大きな目標は越えましたが、他の英語試験で目標に届かないものがあり、まだまだ勉強が必要だと感じています。
山中先生には発音からスピーチの作り方まで個別に細かな指導をいただき、感謝に堪えません。
もう一人の先生には常に励ましていただき、ポジティブな気持ちで試験にむかうことができました。
自分の体験が少しでも参考になれば幸いです。



