,英検1級道場-直前の申し込みあり、試験まで5回連続で受講
英検1級道場の門を叩く方たちから、よく聞く言葉があります
「いくらやっても英語の実力が伸びません」
「パス単を何度やっても単語が覚えられません」
「何年も受験しているのに、点数が全然上がりません」
そんな方たちに、次のような話をします
①Plateau of Learning
直訳すると、「学習の高原状態」
これは、同じ高さの平原が続いている、つまりは山頂が見えていても一向にたどりつけない状態を指しています
このような状態であったとしても、歩みを止めずに歩き続ければ、ある日突然、高台にいる自分を発見できます
そこから下を眺めると、低いところにいた自分に気づき、驚くということが起きます
小学校高学年になって、1年生や2年生のときの教科書を見ると、あまりに簡単過ぎて不思議に思うということに似ているのかもしれません
②京セラ創業者である稲盛和夫氏の言葉
「つまらないように見える仕事でも、粘り強く続けることができる、その「継続する力」こそが、仕事を成功に導き、人生を価値あるものにすることができる、真の「能力」なのです」
また、下記のような話も聞きました(私なりに解釈した表現です)
「氷をコップに入れて、マイナス25度の冷凍庫に入れると氷はそのままです。その後に、温度を5度ずつ上げていきます。マイナス20度、マイナス15度、マイナス10度、マイナス5度、0度。氷に変化は生じません。
ところが、0度を超えると氷が少しずつ融け始めます。さらに、5度、10度となれば、完全に水に変わります。
企業経営も同じであり、始めた当初は変化が全く生じないように見えますが、継続することで、ある日突然、目に見えた成果が出てきます」
私は英検1級、準1級、2級を含めて、リーディングの単語問題を5000問近くやってきました
ほぼ完璧に解くことができます
とはいえ、しばらくほっておくと、解けない問題が出てきます
努力して一旦は記憶したとしても、メンテンナンスしなければ、すぐに忘れてしまいます
結局は繰り返し勉強しなければ、徐々に英語力は落ちていくということの表れです
現実的に以上のような実感があるので、ほぼ毎回英検1級を受験し続けているのです
自らの実力を維持し、指導するための基本を自分の中にしっかり確保するためです
とはいえ、毎回思い通りの成績がとれるわけではありません
1次試験で落ちることはありませんが、私にとって2次試験は鬼門です
英語を日常的に話す機会がなければ、すぐに話せなくなります
スピーキングの実力を維持するために、毎月1回ある英語学校でレッスンを受けるようにしています(5年経過)
また、受講生の2次試験対策レッスンは、私にとっても2次試験対策になっています(ありがたいことです)
継続は力ではありますが、やみくもにやればいいということではありません
「正しい方向、正しい方法、適正な物量」
この3つが揃って初めて成果が出ます
(このことは、私の愛読書である『ミステリーという勿れ』の中で、整(ととのう)君が話しています)
元受講生の中に、英検1級合格まで1次試験1勝71敗、2次試験1勝3敗の方がいます
本人の了解をとり、この記事の中にも何度か実名と顔写真入りで紹介しています
合格まで継続を続けたことは評価できますが(苦節25年、時間かけすぎ)、これは「方向」「方法」に問題があったのではないかと私は考えています
英検1級道場では、英語学習の「正しい方向、正しい方法」を示すことはできます ですが、「適正な量」は皆さん自身で満たすしかありません 私ができるのは、一緒に走りながらアドバイスすることだけです
このように学ぶ意志があれば、下記を参照してください
さまざまな方法を紹介しています
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/