英検1級道場-一文がやたら長い英文解釈はこうします―ニューヨークタイムズ記事の実例②

山中昇

山中昇

テーマ:読解力向上のために


ニューヨークタイムズやワシントンポストなどでは、先頭からピリオドまでがやたら長く、一つの文章で40~80ワードもあるという記事が目立ちます

このようなややこしい英文の解釈はこうします
文章が長いことで知られているニューヨークタイムズ記事の実例で解説します
*2024/11/15で例1を示しました


例2
His defiant plans to upend the country’s political system held appeal to tens of millions of voters who feared that the American dream was drifting further from reach and who turned to Mr. Trump as a battering ram against the ruling establishment and the expert class of elites.

グーグル翻訳です(参考まで)
国の政治体制をひっくり返すという彼の挑戦的な計画は、アメリカンドリームがますます手の届かないところへ流れていくことを恐れ、支配体制と専門家階級のエリートに対する破城槌としてトランプ氏に頼った何千万人もの有権者の心をとらえた。

この文章は、tens of millions of voters を二つのwhoで修飾しています
His defiant plans to upend the country’s political system held appeal to tens of millions of voters who feared that the American dream was drifting further from reach and who turned to Mr. Trump as a battering ram against the ruling establishment and the expert class of elites.

tens of millions of votersとは、下記の二つのwho を指す

who feared that the American dream was drifting further from reach

and

who turned to Mr. Trump as a battering ram against the ruling establishment and the expert class of elites.


このように、一文がやたら長い場合でも、文の構造に着目して分解すれば理解が容易になります

英検1級道場では、長くて難解に見える長文を分解し、そこに背景知識も盛り込みながら、わかりやすく解説していきます

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験に通算85回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom使用)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問につき、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ千葉
  3. 千葉のスクール・習い事
  4. 千葉の英会話教室・スクール・レッスン
  5. 山中昇
  6. コラム一覧
  7. 英検1級道場-一文がやたら長い英文解釈はこうします―ニューヨークタイムズ記事の実例②

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼