英検1級道場-2024-2英検1級読解問題で合格点を取るための秘訣-大問2の1番の研究

山中昇

山中昇

テーマ:読解力向上のために

2024-2英検1級 大問2 読解問題 長文の語句補充1番 は、364ワードの長文です
これは、米国における軽犯罪の容疑をめぐる問題を説明する記事です。

■試験問題の英文を段落ごとに要約
In the U.S., around 13 million people face misdemeanor charges yearly, covering minor crimes like shoplifting and impaired driving. Although these offenses generally result in lighter sentences, critics argue the system disproportionately harms impoverished individuals who cannot afford proper legal representation, often leading them to accept plea deals for leniency.

Another issue raised is the inconsistent enforcement of laws, with minorities more likely to face charges and less likely to have them dropped. Critics also argue that local governments treat court fees as revenue, effectively taxing lower-income individuals.

Misdemeanor convictions significantly impact people’s lives by limiting employment opportunities, affecting immigration status, and reducing access to public services. Many critics believe the justice system overly criminalizes minor, nonviolent behaviors, such as loitering or public intoxication, which can lead to arrests for behaviors deemed merely socially disruptive rather than harmful.138 364→138

■上記のグーグル翻訳(大筋で問題ないのでそのまま使用します)
米国では、万引きや飲酒運転などの軽犯罪を含む軽犯罪で毎年約 1,300 万人が起訴されています。これらの犯罪は一般的に軽い判決で済みますが、批評家は、この制度は適切な弁護士を雇う余裕のない貧困層に不釣り合いなほどの損害を与え、寛大な判決を得るために司法取引を受け入れることにつながることが多いと主張しています。

提起されたもう 1 つの問題は、法律の執行に一貫性がなく、少数派が起訴される可能性が高く、起訴が取り下げられる可能性が低いことです。批評家はまた、地方自治体が裁判費用を収入として扱い、実質的に低所得者に課税していると主張しています。

軽犯罪の有罪判決は、雇用機会を制限し、移民ステータスに影響を与え、公共サービスへのアクセスを減らすことで、人々の生活に大きな影響を与えます。多くの批評家は、徘徊や公共の場での酩酊状態などの軽微で非暴力的な行動を司法制度が過度に犯罪化し、有害ではなく単に社会的混乱と見なされる行動で逮捕につながる可能性があると考えています。


■全体を要約するスタイル
This is an article explaining the issues surrounding misdemeanor charges in the U.S., where 13 million Americans face prosecution each year for minor crimes such as shoplifting or impaired driving. Critics argue that these charges often unjustly affect impoverished individuals who cannot afford adequate legal representation, leading them to accept plea deals. Additionally, minorities are statistically more likely to face charges and are less likely to see them dropped. Critics claim that misdemeanor convictions carry serious consequences, like limiting employment opportunities, affecting immigration status, and creating barriers to public housing. These charges can also target non-harmful behaviors like loitering, creating what some call an excessive criminalization of socially disruptive but non-dangerous actions. 112 368→112

■上記のグーグル翻訳(大筋で問題ないのでそのまま使用します)
これは、米国における軽犯罪の容疑をめぐる問題を説明する記事です。米国では、毎年 1,300 万人のアメリカ人が万引きや飲酒運転などの軽犯罪で起訴されています。批評家は、これらの容疑は、十分な弁護士費用を払う余裕のない貧困層に不当な影響を与え、司法取引を受け入れさせる原因になっていると主張しています。さらに、統計的に少数派は起訴される可能性が高く、起訴が取り下げられる可能性は低いです。批評家は、軽犯罪の有罪判決は、雇用機会の制限、移民ステータスへの影響、公営住宅への障壁の作成など、深刻な結果をもたらすと主張しています。これらの容疑は、徘徊などの無害な行動も対象にすることができ、社会を混乱させるが危険ではない行動の過度な犯罪化につながると一部の人は言っています。

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上記で示すような論旨を理解できれば、センテンスとセンテンスの間をつなぐ英文を選ぶ形での3問の正解を得ることは難しくありません
但し、細部を正確に読まないと、2択に絞れても、最終どちらにするか迷うような選択肢の記述になっています

解法は、高速で、段落ごとに論旨を正確につかむことです
あたりまえのように聞こえますが、日頃から読む力をつけていないと難しいです

歴史などの背景知識も必要です
英検1級は、4年制大学を出て、社会の第一線で活躍するハイレベルの大人を対象にした試験ですので、小学生、中学生、高校生にはハードルが高すぎる内容です

大学在校生や大人でも、しっかりと理解できる人はそう多くはないと想像します

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Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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