英検1級道場-2024年度第2回合格を目指して多くの受講生が要約と英作文に取り組んでいます

山中昇

山中昇

テーマ:道場のレッスンはこんな感じです

英検2024年度第1回から、英検1級から3級までの試験に要約問題が導入されました

W(ライティング)の比率がさらにアップし、合否を左右するほどの位置づけになっています

ただし、要約問題はW(ライティング)に含まれていますが、実は読解の問題です
これまで、Rの読解問題の一部で、4択選択式で出されていたものが、Wの要約問題となったに過ぎません

従来の4択では、よくわかならくても「なんとなく当たってしまった!」というレベルが許されました
ところが、要約の形式になると、よくわからないままではどうしようもありません
きちんと内容を理解して英文を書かなければ点数にならないのです

この点でいえば、英検は確実に難しくなっています

1級では、126点満点のうち、64点がWの点数です
要約が32点、英作文が32点です

準1級では、92点満点のうち、Wが32点
要約が16点、英作文が16点です

要約と英作文が合否を大きく左右します

以上のような状況をもとに、受講生に要約と英作文を最低週1本ずつ書いてもらいます
送ってもらったものを添削し、レッスンで解説しています


特に熱心なのは、第1回の試験で要約の点数が悪かったために、不合格になった受講生です

詳細は、下記のデータをご覧ください
要約、英作文の得点と合否についての結果を示しています

いずれにしても、実際に書いてみないと上手になりません
その上で、客観的な評価と修正を求めることが必要です

2024年度第2回の試験まで、2週間あまりとなりました
受講生にはギリギリまで書く練習をするように話しています

要約では、内容のポイントがきちんと網羅されているか 英作文は、論旨がトピックに合っているか、論旨に矛盾はないかをチェックした上で、英文としての適切さをアドバイスしています

W(要約、英作文)についてのアドバイスが必要な方は、1回だけの診断も可能です
尋ねてみてください

https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/1200480/
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/5010956/

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下記は2024/07/13の記事です

2024-1(6月2日会場試験)英検でリニューアルが実施され、3級以上で変化がありました
読解問題が1問減り、その代わりに要約問題がwの範疇でくくられることになったのが最大の特徴です

英検1級で、11人の受講者のwの点数内訳を調べたところ、1人だけ要約と英作文が同点、あとは要約<英作文でした

点数順に並べます(トップ3人が合格)

w合計(満点64)  要約(満点32)   英作文(満点32)
   55         27         28
   54         27         27
   51         25         26

   50         23         27
   48         23         25
   46         18         28
   45         22         23
   41         18         23
   36         16         20
   31         14         17
   30         08         22

推測されること(可能性)
・要約の方が採点基準が厳しい

・内容は完璧に理解できていたのに点数が低かった人の中に、下記の理由でXを食らったと思われる人が居ます
 ①できるだけ自分独自の表現で書こうと努力したために論旨が間違って表現された
 ②3つのセンテンス(段落ごとに一文)で書かなければならないという思い込みがあり、文章構造を複雑にしすぎて理解不能な文章を書いてしまった

大事なこと:
・論旨を正確にとらえ、何が書いてあるかを端的に表現することが基本のはずです
・一つの段落の中でもいくつかの要素が含まれていることがあるので、無理して一つにつながない


いずれにしても、要約の対策をやる必要があります
書かなければならないので、wに区分されていますが、本質的には読解問題です。読んで理解できたことを4択の選択肢の問題から正しいものを選んでいたのですが、2024-1からは理解したことを要約して書く方式に変わり、難易度が上がっています

英検1級道場では、レギュラーレッスンの皆さんに、読解問題を使い、精読するだけでなく、要約する点も含めてサポートしています
興味がある方は声をかけてください
マンツーマンで、指導します

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当方は大半が1級の受講者なので、準1級のデータが3件しかありません


■準1級 合格点1792、満点それぞれ750X3=2250
  R        L        W          計     英検バンド

617(23/31)  625(20/29)   607(22/32)   1849(65/92)  GP1+3  
要約10,作文12

610(22/31)  588(15/29)   607(22/32)   1805(59/92)  GP1+1  
要約10,作文12

574(16/31)  595(16/29)   579(20/32)   1748(52/92)  GP1ー2  
要約8,作文12

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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