英検1級道場-目下50人をマンツーマンでサポートしています
英検1級道場では、様々な動機で英語を学ぶ生徒が多数在籍しています
その中で一番多いのが、英検1級や準1級に合格できない状況から抜け出すためです
このコラムでは度々書いていますが、入ってこられる受講者の多くが、下記のような状況にあります
・少し難しい英検2級読解問題(200~300ワード)の英文を使い、理解度を点検すると、ほとんどの人が下記のような状態であることがわかる
テキストなしで放送だけを聞かせる→意味確認、
これを3回程度繰り返す→テキストを音読して意味確認→解説
1回目、テキストなしで、英文を、通しで、ネイティブ発音で聞かせると 理解度10%(ほとんどわかっていない)
2回目、同じ方法で、2回目を聞いたら 理解度が30%程度に向上(まだおぼろげにしかわかっていない)
3回目、テキストなしで、文節ごとに切って聞いたら 理解度が50%程度に向上(核心部分がわかっていない)
4回目、テキストを文節ごとに切って音読させ、意味を言わせると理解度が80%程度に向上する(読んでも、まだ核心部分が理解できない)
5回目、テキストを文節ごとに切って音読させ、意味を言わせ、不正解個所の修正と解説を加えることで理解度100%に達する
1級や準1級に合格しない理由はここにあります
つまり、2級レベルが(合格したとは言え)不安定なのです!
読むと分かるが、聞くと分からないのです!
厳密に言うと、読んでも、核心部分が正確に理解できていないのです!
スポーツを見れば明らかです
4回転ジャンプができないのは、3回転や2回転ジャンプが不安定だからです
3回転が完璧にできる人は、多分、いきなり4回転をやらせても、半分くらいは何とか形になるのではないかと想像します
2級にすれすれで合格(ラッキー!)→さあ、次は準1級合格を目指す
準1級にすれすれで合格(ラッキー!)→さあ、次は1級合格を目指す
こうはならないのです!
恐ろしいことに、コラムでも度々書いていますが、準1級にGP1+5くらいで合格しても、1級ではG1-3~5くらいになってしまうことが普通です
もうおわかりですね
基礎を固めなおすのが早道です
野球の打撃コーチ、ピッチングコーチはいきなり打撃術や投球術は教えないと聞いたことがあります
まず、足腰を鍛えます
足腰がふらふらしていては、小手先のことをやっても上達しないそうです
英語も同じです
英検1級道場では、まず、実力判定し、必要と分かれば、基礎からやり直しを求めています
十分に基礎ができていると判断すれば1級、準1級レベルをやらせますが、そうでなければ、2級、3級レベルからやり直しを求めます
残念ですが、こうせざるをえないことが圧倒的に多いのです!
これを乗り越えた人だけが合格していきます
これには、例外がありません
このような指導方針に賛成の方は英検1級道場に声をかけてください
基礎から体力づくりをすrお手伝いをします