英検1級道場-過去問の勉強が有効です 英検1級リスニングパート①
英検1級道場に来られる受講生の中で、特に特徴づけられる課題がいくつかあります
最も大きな課題のひとつは、リスニングができないということです
リスニングが苦手という方で最も多いのは、
テキストがあれば、音読もできるし、意味もわかる。
ところが、同じテキストを聞いても、さっぱりわからないというのです
まずは、テキストなしで一度聞いてもらいます
どのような内容であったか尋ねると、理解できたのはせいぜい1割程度
同じ文章で2回目に聞いても、ようやく2~3割
次に、センテンスごとに停止し、ポーズを入れたとしても、理解度はほとんど変わりません
次に、センテンスごとにヒントを与えながら聞かせると、やっと理解できるようになります
このような状況の受講生を数多く眺めながら、思うことがあります
以上のような方たちは、これまでの勉強では、読んで理解する勉強ばかりを重ねて、聞いて理解する勉強をほとんどやってきていないということです
そのような状況のツケが回ってきたのだと言えます
もう一つは、リスニングが苦手、自分には聞こえない、と思い込んでいるということです
つまり、脳が受け付けない、無意識に耳をふさいでしまう、と考えざるを得ないのです
最近は、「私はリスニングができません。まったく聞こえないのです」という受講生に、そうではないことを事実で示しました
そうすると、まるで別人であるかのように、聞こえだしたという事例がありました
そのように、リスニングが苦手だと決めつけているのであれば、現状打破を目指して努力するしかありません
英検2級、あるいは準1級のリスニング問題で、何度も練習し、自分の中にある苦手だという思い込みを払拭していきましょう
英検1級道場では、そのように現状をしっかりと見据えることのできるレッスンを提供していきます
一人ひとりの課題をマンツーマンの対面のレッスンの中で、解決していきます