英検1級道場-合格に直結する英単語の覚え方-短い用例で理解する

山中昇

山中昇

テーマ:単語力向上のために

英語は単語を単体で覚えるのではなく、短い用例で理解する方法がおすすめです
パス単で言うと、右のページの例文集で勉強するということです
このことは、一貫して受講者に伝えてきました

昨日も、新規受講者にこのことを伝え、正しい方向と方法で、人よりも多くの時間をかける(量を増やす)ように伝えました

例を示します
下記は、英検準1級2016-3の単語問題(5)番です
4択から正しい単語を選ぶ問題です

(5) The windows in the apartment were (    ).
  In fact, it was almost impossible to see through them to the street outside.
1 filthy  2 cuddly  3 floppy  4 solitary

答えは1番の filthy
汚れている、汚いという意味の単語です

汚いという意味の単語にはもう一つあります
dirty です

では、filthy と dirty はどう使い分けるのでしょうか
単語帳やカードの裏表で覚えてはいけません
具体的な用例で理解していくのが正しいやり方であり、先々につながります

これまで多数の例文に触れてきましたが、下記のように言って差し支えないように思います

物理的に汚れていて、雑巾で拭き取ったり、洗濯するときれいになる汚れはfilthy

一方、汚い戦争とか、汚い手を使ってとかの、悪辣でゆるしがたいもの、掃除したり洗濯してもきれいにならないものを表現するときはdirty

dirty war  汚い戦争
dirty trick  汚い手をつかいやがって、あの野郎、許さないーーー



言語は数学ではないので、これ以外の場で使うこともあると思います
ご存じでしたら、ぜひ教えてください
勉強になります

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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