英検1級道場-過去問の勉強が有効です 英検1級リスニングパート①
もうすぐ2023年度第3回の英検1次試験です
多くの受講生から、「リスニングの得点がなかなか上がらず、どうしたら得点をアップできますか?」という質問が寄せられています
そこで、私からのアドバイスは以下の通りです
Q. 試験のときには、筆記だけ(単語問題、読解問題、英作文)で疲労困憊。リスニングで集中力が維持できません
A. 日ごろから体力づくり、気力づくりを心掛けてください
私なりの方法もありますが(呼吸法なども含めて、集中力強化法をレッスンでお伝えします)
Q. リスニングでは、選択肢を先読みするという方法がネット上で紹介されていました。効果はありますか?
A. リスニングの選択肢を先読みするために、単語問題や読解問題、英作文の時間を削るということになりますが、これは絶対にお勧めできません
そもそも、読解問題を全部読み切れるという人はほとんどいません
読解問題の5問目は、ほとんどの人が読む時間がないというのが大方の報告です
TOEICでは、設問と選択肢の両方が印刷されています
先読みすることで放送内容を推測しながら、聞くことができるため、正解がとりやすいのです
英検では、設問が印刷されていません(パート③は少し話が異なります)
設問は放送の最後にしか、聞かせてくれません
そのため、先読みしていても、効果が期待できないのです
場合によっては、かえって混乱することが多くあります
ただし、リスニングのパート①が始まる前に、30秒程度のお決まりの放送があります
その間に、最初の3問くらいは読むことができます
しかしながら、本題の放送が始まると、先読みすることも、先読みを思い出して判断する余裕がなくなります
集中して細かいところまで丁寧に聞きとること
これだけがリスニングの正解を選ぶ方法です
Q.選択肢を読むのに時間がかかり、読んでいる間に次の放送に移ってしまいます
A. 選択肢を選ぶのに時間がかかるのは、リスニングができていない、つまり、きちんと聞こえていないからです
聞こえていれば、選択肢はすぐに選ぶことができます
選択肢の英文そのものは難しくありません
英文が読めていないということではありません
時間がかかるのは、リスニングができていないので、判断に迷うからです
Q.内容は聞こえているはずなのに、正解を選ぶことができません
A. 1級は選択肢が難しいのです
リスニングを丁寧にせずに、少しでも聞き逃すと迷う選択肢が用意されています
気を抜かずに、細部まで正確に聞き取らなくてはいけません
以上、最近の質問からまとめてみました
上記以外にも、リスニングに役立つ記事をまとめていますので、下記を参照ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/?jid=5003334