英検1級道場-2016-2英検1級に申し込みました 27回目の合格を目指して
本日2023年11月23日、英検1級2次試験を受けてきました
試験会場は、北千住の帝京科学大学です
(希望地が満杯のため、こちらに振り分けられたということでした)
09:30 開場と同時に、建物に入る
10:15 受験票に記載してある指定時刻です
10:50 黄色の組の最初のグループ7名が階下に誘導
1名ずつ面接室の前に案内された
11:00 面接開始
11:10 面接終了
あっという間の面接でした
入室すると、相手がまず自分の名前を名乗りました
メインは日本人女性、サブが外国人(おそらくアメリカ人)
2人ともマスクはしていませんでしたが、声がしっかり聞こえるかという質問が二人からそれぞれあり、問題ない、クリアに聞こえると答えました
次に私自身の自己紹介を求められました
長くなってはいけないし、よい印象を与えるべく、次のような内容を話しました
・NOBORU YAMANAKAを2回名乗る(外国人にとって日本人の名前はわかりにくい)
・現在70歳、来年1月1日に71歳になる
・今日は日本の高齢者の模範となるようにベストをつくしたい
・70歳を超えてもできるという例を示したい
・すごく緊張しているが、excitedでもあると伝えた
メインの人から、英語はどのくらいやっているのかという質問があった
(かなりの使い手と見たのか???)
大学卒業後、会社員として40年以上勤務、その間に海外部門が長かったことを伝えた
(英検1級道場を主催している、何十回も英検に合格しているという話はしなかった)
机の上に置いてあった黄色のトピックカードをひっくり返し、5題の中から1つを選ぶように言われた
1番目が、「政府が税金を多く徴収することは、国民の Quality of life の向上につながるか?」
3番目にあった「スマホ中毒は社会に悪影響を与えるか?」に注目しました
他の3つは興味がなく、記憶にありません
スピーチは1番を選びました
主旨は以下の通り
・税金は高くても低くても、それぞれにプラスマイナスがある
・例えば消費税を上げると、国民は可処分所得が少なくなり、ものを買わなくなるため、メーカーや店舗にダメージを与えるので、経済的にはマイナス
・この場合は、従業員の給料が上がらなくなり、 Quality of life の向上にはならない
・一方、政府が国民福祉を強化するためには、お金が必要がであるが、政府の収入として税金が必要
・つまり、税金を高くすれば、国民福祉に使えるお金も増える
・このように、税金徴収はバランスをとる必要がある
以上のような話をしていると途中で切られました
質疑応答
Q 日本の消費税は低すぎるか?
A 欧米の20%以上と比べると、日本は低い。
Q 消費税を上げると貧しい人への影響が多いと言われるが、どのように考えるか?
A 理解はできるが、一方で消費税が一番公平であるとも言える。なぜなら人が消費活動をすると、全員が払うことになるからだ
Q 消費税以外に、増税する手立てはないか? 例えば、たばこやアルコールなどの増税など。
A 可能性はあるが、増収のたかが知れている。
Q 例えば、たばこを300%増税したらどうか?
A 1箱1000円になれば、買わなくなるだろうから、禁煙に役立つ
Q 日本は防衛費をGDP比1%から2%に倍増する計画だが、どう思うか?
A 日本を取り巻く国際環境を考えると、防衛費増額は必要であると考える
日本の廻りには、北朝鮮、中国、ロシアなど危ない国がたくさんある
国民の生命、財産、安全を守るためには、国防強化が必要だと考える
ここで、時間になり、終わりました
雰囲気としては、もっと質問したそうな感じでした
後から振り返ってみると、ああ言えばよかった、こう言えばよかったなどが浮かんできます
例えば、北欧の高福祉高負担政策は国民の満足度が高いことや、trillionというべきをbillionと言い間違えたり(気がついてすぐ直した)
要領の悪い話し方だったな、などがあります
でも、これらは、すべて後付けでの考え方です
その場で出てきたのが、自分の実力と言えます
また、上記を読むと、私の出来がかなりいいように思えるかもしれませんが、あの通り、英語でしゃべれていたかはわかりません
録画していたとしたら、目を覆いたくなるようなひどい英語をしゃべっていた可能性があります
つまり、自分ではあのようにしゃべったつもりですが、相手にきっちり伝わるレベルの英語で話せていたかどうかは保証の限りではありません
いずれにしても、私の2023年度第2回の英検1級との格闘は終了しました
12月初旬に合否発表があります
期待して待ちます
自分としてはできたと思っていますが、他人からの評価は別です
採点は面接官がします
思ったほどよくなかったとしても、不合格であっても、受け入れて次回に生かすしかありません
落ちたらどうしよう‥‥ビクビクしている私がいました
朝も「行きたくない~」とウジウジしていました
小学生がテストの日に学校に行きたくないのと同じです
急病にならないかな~、と期待していましたが、朝起きたらいつも通りの元気な私でした
あ~あ、残念ながらあきらめて、会場に向かいました、
何回受けても、皆さんと変わらないです